uwabami days

アーティスト活動を生業とする三鷹在住アートユニットuwabamiの日々

インドビザ2017年秋

インドビザって大変だったのね!

この記事は東京のインド大使館でイラストレーターがビザをとった際の記事です。個人でビザを取る方の参考になれば嬉しいです〜!

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【目次】

 

イラストレーターはツーリストビザではなく、ジャーナリストビザ!?

インドビザは個人で申請した方が安いし直接大使館に行く方が何かと勉強になるかと思い、代理店に頼まず、オンライン申請後直接大使館へ行きました。
※インドビザはオンラインで書類を作成し、プリントアウトして大使館へ持っていきます。オンライン申請のしかたはこちらを参考にさせていただきましたが、私が入力した時点ですでに質問事項の順番などが変わっておりましたので気をつけて入力してください。また、プリントアウト時はバーコードの切れに注意してください。私は97%で出力しました。

 

ドキドキの申請!

インド大使館は東京だと九段下にあります。
9:00〜受付開始で私たちは9:20頃ついて、ビザ申請待ちは15番目。
入り口でカバンの中身を見せて、ノートに手書きで入館時間を記入。
郵便局にあるような受付番号を取り、呼ばれるのを待ちます。
そして書類を渡して再度名前を呼ばれるまで、なんと50分もかかりました!
カンボジア大使館とは大違い!ほーう。

そして晴れて呼ばれた(窓口で小声で呼ばれるし、なまっているので名前を聞き漏らさないように気をつけないと気づかない)ものの、このような女性に

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「ちょっと聞くね〜。えー、なんの、仕事をしてますか〜?」
と言われ、
「絵や、絵本を描いています。イラストレーターです。」
と言ったら、
「ライター?スケッチしたりする仕事?
ん〜、もしかしたら、普通のツーリストビザじゃなく、インドではジャーナリストビザになるかもしれないからちょっと待ってて〜。」
と言われ、そこからさらに待つことに。

 

あー、ライターという職業選択が間違いだったのか。ピクチャーブックライターって書いてもジャーナリスト扱いなの?でも他はアザーくらいしか選べるのないんだもんな。。。

オンラインのインドビザ申請の職業欄は選択式で、イラストレーターとかアーティストという欄はないのです。
働いてない人に見えるよりはいいだろうとライターを選んでしまったからなぁ。。。
そんな事をもんもんと考えていたらまた呼ばれ、
「もう一回聞くね。絵を描いたり、文書いたりする仕事なのね?」

「はい。絵本とか、絵を描いてます。」

「でも今回は観光なんだよね?」

「は、はい。(ま、取材と言えば取材だけど、そんな仰々しいものではないし。。。)

「じゃあ、ジャーナリストビザに変えるから、ここを書き換えて、この紙にサインしてきて。ジャーナリストビザは三か月しか有効期間がないから、またインド行く時は申請してもらわないといけないけど、オッケー?」

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「あ、なるほど。オッケーです。」(選択の余地はないのでは???)

 

 

結局ジャーナリストビザにかわり、取材としてでなく、観光に徹しますという誓約書を書かされてしまった!
でもさ、描きたいでしょ、普通、絵描きなら!そして描いてもわかんないっしょ!


インドビザはちょっとミスがあると申請をやり直させられると聞いていたので出直しかと思いきや、手書きでツーリストビザをジャーナリストビザに書き換え、横にパスポートと同じサイン(漢字)をすればオッケーだった。何度もやりなおしさせられるかとヒヤヒヤしたが、ここは意外と手書きでいいんだなと驚き。

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こうやって書き換えて、横にパスポートと同じサインをさらに書き込む。

ピンチ!代理署名は通じるのか?!


ジャーナリストビザにサインをするとき、なんと、ムトウ氏は次の打ち合わせに行ってしまい、はらだのみ。ここは真面目に「もう1人はいなくなりました、、、。」というべきか。うーむ。でも、何度も来るのはめんどいし、ただサインするだけだし。
ドキドキしながら熟考。

、、、、ドキドキ。ドギマギ。バクバク、、、。

 

と、インドおばちゃんに話しかけられる!!!

 

「あれ?もう一人は〜?」

 

ヤバス!!!!顔が引きつる、はらだ。

 

「あ、今、外にいます〜。」(にっこり)

 

口から出まかせ、とにかく、とっさの判断でごまかすはらだ。

 

「うん。あ、そ。」

 

あれ?あんまり気にしてない感じ!!ふ〜。よかった〜〜。

 

そそくさと遠い机に書類を運び、誓約書にサインする。サインも心なしかムトウタッチに似せて描く。

(まるで映画のアルゴ的なドキドキ感★)

何食わぬ顔で提出し、受け取り時の控えのサインもムトウになりすまして書いたらちゃんと通った!!!

やー、これでやりなおしだったらきつかったな!

(良い子のみんなは真似しちゃダメだよ!!)

気になるお値段

ビザはツーリストビザと同じ1200円と手数料の350円

合計1550円

結構安いですよね! 
受け取りまでパスポートを預けっぱなしになってしまうので不安な人はちゃんとコピーを取ってから預けてくださいね!

 

ビザ受け取り

受け取りは基本本人が行きます。 最近だと申請から二日営業日くらいで受け取れるようです。申請時に渡された引換券を持って、16:00〜17:00に受け取りに行きます。
私たちは16:20くらいにつきましたが17:00ギリギリの引き換えでしたので、早めに行くのをお勧めします!

 

ビザ申請のポイント

・まずはオンライン申請の内容に間違いがないようにしていくこと

・必要書類(Eチケットのコピーや写真など)をきちんと確認して持っていくこと

・お金をぴったり渡せるようにしていくこと

・何が起こっても冷静に対応すること!!!

 

インドビザを取るところからインド旅行が始まるとも言うそうですが、これもなかなか味わえない経験と思って楽しむくらいがちょうどいいのかなと!

後で色々調べていて驚いたのですが、出版社に勤めている方、新聞配達員までがジャーナリストビザになるそうです!営業だろうと、配達だろうと、広告出版物にかかわる人はみんなインドではジャーナリストのようです!

必要書類や情報などはコロコロ変わるようですので大使館のサイトを確認してくださいね!

Welcome to Embassy of India, Tokyo (Japan)

 

ではでは、11月8日からインドに行ってまいりますのでその他のインドの今もお伝えできればと思いますのでチェックよろしくお願いしま〜す!

 

韓国らしくない韓国旅行2017

2017年9月21~23日に、CGアニメコンテストでボンとハレトモのアニメがアニメーション賞を獲ったことから、韓国のソウルでの上映ご招待をしていただき行って来ました!
韓国はuwabamiの絵本が出版されているので、出版社さんにも訪問したい!というuwabamiのワガママが全て実現された充実の韓国出張でしたよ! 

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【目次】

  • でっかいトンカツ!? 
  • でっかい出版社!!!
  • でっかい信頼と結婚会場!
  • アニメと現代美術館と景福宮
    • 恐るべし韓国アニメ!
    • 国立現代美術館 ソウル館もでっかい!
    • 景福宮で面白い衣装
  • オマケのおもしろ写真たち
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スラヴ叙事詩、圧巻!ミュシャ展行って来ました!

大きいのは作品じゃなく祖国と平和への愛でした

2017年3月8日(水)から6月5日(月)まで国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」に行ってきました!

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スラヴ叙事詩。ミュシャが晩年制作した20点の大作。前評判で、「メチャでかい絵だ」と聞いていましたが、サイズの問題じゃなかったですね。もう、はらだは何度か泣いちゃうかと思いましたよ。あれは人が少なかったら多分泣いてたな。

感動します。震えます。

歴史って未来なんだと思える作品群です。

そして、、、上手い!!!

当たり前かもしれないけど、絵が上手いんです。ラインが美しい。光の色彩が美しい。もうはらだのような練習不足な人間は平謝りしたくなるくらい上手いですよ!

確かに目が強く、キャラクター感あるから絵画というよりイラストっぽい印象あるけど、スラヴ叙事詩を見たら今までのミュシャのイメージがだいぶ変わりましたよ!

 

ミュシャといえばアールヌーヴォー

皆様、この絵は見たことあるんじゃないでしょうか?

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ね、この装飾的でくるくるしてて、植物モチーフが入っている美しい繊細な絵。

これが皆様のミュシャのイメージではないでしょうか。

私もこのような装飾的で構成の美しい繊細なミュシャの絵が好きだし、よく知っているつもりでした。パリのアールヌーヴォー様式といえばミュシャ。ポスターをたくさん描いているイラストレーターのイメージでした。

 

ところでミュシャって何者なの? ムハ?

正式な名前はアルフォンス・マリア・ムハ。ミュシャはフランス語読み。チェコ読みではムハなんですね。
ざっとその生涯を見てみましょう。

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1860年、オーストリア領モラヴィア(現チェコ東部)生まれの男性です。

初めての絵は13歳のときの聖歌集の表紙。若い頃から絵が好きだったんですかね。

18歳、プラハの美術アカデミーを受験するも不合格。でも舞台装置の工房で働きながらデッサンはせっせと続けていました。

20歳、母が亡くなり21歳で無職。22歳で肖像画を描いて生計を立てることに。若いのに大変だな!

27歳、スポンサーに助けられパリのアカデミーに入学。よかったね、絵が学べて!

29歳、突然スポンサーに支援を打ち切られ、挿絵で稼ぐ生活スタート。苦しくても絵を描き続けた涙ぐましい努力!

35歳!パリの大女優サラ・ベルナールを描いたポスターで一躍有名に!
衣装デザインや店内装飾。万博の建築とか水上劇とか構想だけで実現しなかった事も多いですが、とにかく色んな事に挑戦!

43歳、未来の妻となるマルシュカと出会う。マルシュカはミュシャの生徒だったらしい。

49歳、娘ニューヨークにて誕生。アメリカ人投資家の賛同を得てスラヴ叙事詩の制作開始。

54歳、第一次世界大戦勃発。

55歳、息子誕生。

58歳、チェコスロヴァキア共和国建国のための切手や紙幣のデザインを無償で行う。

68歳、プラハにて19点のスラヴ叙事詩を展示。約20年かけて描いたスラヴ叙事詩ということになりますね。こりゃあ大作だぁー!

78歳、肺炎に。そして第二次世界大戦勃発。ゲシュタポに拘束されたミュシャは尋問後釈放されたが肺炎が悪化しプラハで死去。

 

平和主義で、フリーメイソン。
好奇心旺盛で、真面目な人だったのかな。
もっともっとミュシャについて知りたくなってしまい、買いました、図録! f:id:uwabami_jp:20170524182750j:image

まだ数ページしか読んでませんが、すでに面白くてチェコ行きたいです笑
そしてスラヴを愛したミュシャを知ると、なんだか日本についてもっと知りたくなりましたー。

 

同じものを見る感覚

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個人的にこの作品でじんわりしてしまいました。これはスラヴ叙事詩の中のロシアの農奴制廃止の絵です。
昨年ロシアに行ってロシアをほんの少しお勉強したはらだにとって、この絵はなんだかじんわりしました。

ロシアのブログはこの辺りをご覧くださいませ!

ロシア カテゴリーの記事一覧 - uwabami days

 

霞んだ聖ワシリイ大聖堂を見ると、「そうか。ミュシャも私も同じ赤の広場で同じ大聖堂を見たのだなぁ」となんだかしみじみしてしまいました。100年以上差がありますけどね!

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農奴制廃止が他のヨーロッパより遅かったロシアは、貧富の格差も激しく、取材に行ったミュシャは驚いたそうです。

突如自由になったと知り呆然とする農奴たちは、今まで信じていたものが覆され、拠り所がなく、不安で彷徨うような感覚になったのだろうと思います。

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歴史が大きく動くときの民衆は、ただその流れの中で呆然とするのかな、と想像しました。

ミュシャはこの絵をロシアへのエールとして描いたようです。そしてこの絵を描いているとき、ミュシャはオーストリア、ハンガリー帝国の秘密警察の監視の元描いたとか。
監視されながら絵を描くなんて、なんかもう想像の範囲を超えている!!!

 

生きている間に公開しなかった作品

そう。ミュシャが生きている間は公開しなかったスラヴ叙事詩の「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」という作品があります。

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愛国心に燃える若者たちの団体オムラジナの集まりを描こうとしたそうですが、未完です。
様々な意味が込めたれたこの絵は共感も多く得られるかもしれませんが、批判も確実に生むものだと気づいていたミュシャは、あえてこの絵を完成させなかったのかもしれません。愛国心をあおる危険人物として見られれば、もう絵が描けなくなるかもという時代の気配を感じていたのかも。。。

 

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奥にいる人の仕草はヒトラーへの敬礼に見えそう、とか。描き込みもないし、明らかに未完ですね。
手前のハープの女性はミュシャの娘さんがモデル。

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こっちの裸の少年は息子がモデル。未完だとザクザクと描かれていて興味深いですな。

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「はーい。お疲れさん。」もみもみ・・・
「あー。そこ。気持ちいいわ〜〜〜〜。」
「いいわ〜。目の疲れがとれるわぁ!」

これ、頭をマッサージしてるように見えません?

 

ミュシャが真面目な人だったのかな〜と感じたのは、作品の中の人物にあまり笑っている人がいないからです。ポスターや挿絵も妖艶さ、清楚さのある女性の仕草はあっても、滑稽さ、ふとした優しい表情や砕けた表情などはあまりないなーと。

どこか凛々しく、力強く、シンボリックな仕草やポーズが多いです。
目力を感じるものが多いし笑
それゆえにメッセージが伝わりやすいのかもしれないですね。
でもちょっとした遊び心もあったらなぁーと思っていたのでなんだかこの表情にホッとしました。

 

ミュシャ展、おすすめです!

もう全部の作品を語りたいくらいですが、キリがないのでやめておきます 笑
この展示で夢がまた一つ増えました。チェコで生のミュシャ壁画を見たいぞ!
ミュシャ展は6月5日までで会期は残りわずかですが、行ってない方は是非!かなり混んでますが、私はおすすめします!朝一でチケット持っててもこの行列でした笑

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音声ガイド520円もなかなか良かったですよ!
モルダウが流れてくると泣けてきます!!

よーし!uwabamiもがんばるぞ〜!!!