uwabami days

アーティスト活動を生業とする三鷹在住アートユニットuwabamiの日々

ボンくんインド置き去りの危機@タージマハルその1

タージマハルで我らボン君が置き去りにされる危機に直面しました!

ボン君を知らない人もいると思うので、ざっと説明しますと、uwabamiの初めての絵本『しゅばばばばばばびじゅつかん』やアニメ『ボンとハレトモ〜古代遺跡で大慌て〜』の主人公のでっかいグルメっ子なリスです。え?『しゅばばばばばばびじゅつかん』を知らない?ですって!?!?そりゃえらいことだ!!ここからすぐに購入しましょう↓

しゅばばばばばばびじゅつかん

しゅばばばばばばびじゅつかん

 

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↑これがぬいぐるみのボン君です。 

 

厳重すぎるセキュリティ

いよいよタージマハルへ向かう。超有名世界遺産。さすがに観光客が多い。そして、やたらに厳しいセキュリティ。場内に入るためにはボディチェックを受け、カバンのチェックを受け、貴重品以外のものを持っていると没収されるという厳重っぷり。たしかに身軽な観光客が多くて大きなバックを持っている人はいなかった気がする!「貴重品以外、全部バスに置いて行ってね〜」とガイドさんにいわれ、ムトウの大きなリュックを残し、はらだの小さなバックでゴーした。

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↑セキュリティ前のチケット売り場

 

 

でも、どうしてもボン君とタージマハルのツーショットを撮りたいuwabamiは小さなバックにボンちゃんをねじ込む。

「せっかくだから、ボン君持って行ってタージマハルとツーショット撮ろう〜。きっとこの小さなバックに入れてれば大丈夫さ!」

 

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↑ボン君がねじ込まれたバック。パンパンである。

 

ボディチェックの列に並ぶ。男女は違うレーン。はらだのカバンをムトウが持ち。セキュリティチェックへむかう。

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↑まるでディズニーランド

 

女性はテントの中でチェックされ、男性は外。
セキュリティチェックは、金属探知機と軍兵みたいな人のボディチェック。ここで不審物があると没収されてしまう。

ムトウのターン。金属探知機は普通にスルー。次、軍兵のボディチェック。インド人慣れしてない一般ピーポー日本人ムトウからすると、インド人の真顔は結構怖い。近いともっと怖い。この軍兵さんはムトウの小学校の担任だった菅澤先生くらい恐かった。※当時比較

軍兵にペタペタ体を触られたあと、カバンのチェックへ。小さな赤いカバンを開けられ、中を見られる。

 

「ん?」軍兵が何かに気がついたよう。

 

यह क्या है ?なんか言っている!

そして、鷲掴みにされるボン君。

 

「何だこれは?」軍兵に聞かれる(聞かれた気がする)

 

ヒンドゥー語が清々しいほど分からないムトウは思いっきり日本語で

 

「貴重品です。」

(KI CYO HIN DESU。)と答える。

 

「इसे मत लेना क्योंकि यह दर्शनीय स्थलों की यात्रा से संबंधित नहीं है」

土着のヒンドゥー語でまたなんか言っている軍兵!

 

なんて言ってるか全然分かんないけど、僕の予想では、「これは観光と関係ないものだから持って入ってはいけない。」だと思う。。。

 

むむ!!!

 

やばい!!!ボン君は没収されたくない!!!あんなところやこんなところ、bami飯など、運命を共にして来たボンちゃんを、こんな辺境の地で没収されるわけにはいかない!!うまうま!!

 

 

焦ってきたムトウ。そして軍兵恐い!
と、そこでガイドさんが後ろから来てくれて説明をしてくれる!こちらもヒンドゥー語なのでまったく分からないが、ムトウ予測変換の結果では、

 

「このぬいぐるみはボンくんといいます。このぬいぐるみはとっても貴重なもので、この東洋人は肌身離さずいつでも持っているんです。ナマステ。」って言ってたと思う。

 

軍兵さんも土着の言葉で何かに喋ってる。

इसे मत लेना क्योंकि यह दर्शनीय स्थलों की यात्रा से संबंधित नहीं है

 

ガイドさんと軍兵のボン君をめぐる攻防! !!

 

負けじと土着の日本語でムトウも参戦

「これは貴重品です。」

(KOREHA KICHYO HIN DESU)

 

なんということでしょう!!ボン君をめぐる国際的なカンバーセーション!!!
そして、、、。

 

軍兵「मैं समझ गया कि मैं समझ गया कि

 

※わかったわかった。って言ってた気がする。

 

 

ガイドさんの巧妙な説得と、ムトウの土着日本語によって何とか軍兵を説得!
無事にボン君は何を逃れた!ふー。ガイドさんありがとう!

しかし、最後に一言。

 

「中では絶対に出すな!没収されるぞ!」

 

あれ?写真撮れないじゃん。。。

 

 

タージマハル編、つづく。

 

宗教融合の夢、アンベール城、ファテープルシークリー

ナマスカール!町ではナマステじゃなくてナマスカールっていうらしいよ!
インドは奥深い!パワフル!

【目次】

 

アンベール城は広い!でかい!美しい!

象のタクシーはアトラクション! 

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アンベール城の名物の一つ、午前中しかやっていない象のタクシーに乗ったゾウ🐘
朝から観光客で大行列!uwabamiもゾウさんに乗ってみました!

下から上まで15分くらい象に乗ってお城へ行くアトラクション的な感覚!

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これが意外に面白かった!!!

我々の象はなぜか歩くのがとても速くて、10頭くらい他の象を追い抜いていきました笑
やる気満々のゾウさんだったのかな?
結構ゆれるけど視界が開けて気持ちいいし、面白い!

帰ったら動画もアップしますねー!

もう一回乗りたいくらいだったな!

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アンベール城の装飾や庭が美しい!

アンベール城は16世紀のマハラジャ、マンスィンさんから17世紀のジェンスィンさんまでの一族が137年かけて作った超大作のお城。

見たまえ、この治めてる感ある景色!

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山間に町を見下ろす感じ!やっぱ城は高いところに作りたくなるものなのかな?
こんな立派でがっちりした城、攻める気無くなるだろうな〜!

フレスコ画が綺麗なガネーシャ門

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あ、ムトウの頭入っちゃったよー!
この真ん中に描かれている象さんの神様がガネーシャです。個人的にはサイドの細長い木がかわいいな〜!

民衆と合う場所

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一般公務につかったデイワニアーム。ここで民衆の相談を王様(マハラジャ)が裁いていたんだって。

大理石と砂岩でできていて、装飾も象やハスの花などもミックスで、色んな文化を織り交ぜているらしい。

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キラキラ大好き鏡の間


ここ、すごく綺麗だった!鏡の間!

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ウヒョー!!!細かいし幾何学的に繰り返されていて美しい!!
鏡の間はVIP用の建物で、あちこちに鏡が埋め込まれています!

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ローソクを灯すとキラキラ反射し、カーテン(すだれ)の色を変えるとそれも反射して雰囲気も変わったそう。ディスコのミラーボール的な発想ね!キラキラ〜✨

ラージプート様式 

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修復中だったけどこの謎の壺みたいな装飾がかわいい❤️

8世紀からラジャスタン地方に勢力を広げたラージプート族(マンスィンたち)の様式で、イスラムの幾何学模様とヒンドゥーの色彩をまぜたようなものですって。

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塗り直したらこんな感じ。かわいい〜!

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修復中の人たちはどこにでもいそうなお兄さんで、結構適当そう。

 

庭も美しいアラベスク!

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なんと美しいお庭でしょう!フランスのベルサイユ宮殿の庭などとは違い、ここの庭は幾何学的なアラベスク。偶像崇拝のないイスラム教徒はアラベスクを使って神様を表したとか。この庭の模様と、、、

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この庭に通じる扉の模様、同じ模様だったんだってー。扉は象牙だったらしいけど盗まれたりしてかなりボロボロー。当時は綺麗だったんでしょうね!

 

おかえりなさいませの窓 

ガネーシャ門の二階にはお妃様が王の帰りを迎える場所が。ここの天井も美しい!

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ここから薔薇の花を散らして王様におかえりなさいませをしたんだとさ!

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透し彫りなのは、イスラムの女性は旦那さん意外にあまり姿を見せてはいけないからだよーん。はらだは撮影オッケーだよー! 

 

超でかい城には超でかい鍋!

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城で働くみんなを養うにはこんくらいないとね!
ヤー。規模が半端ないアンベール城でした!

  

勝利の都ファテープルシークリー

ファテープルシークリーはムガル帝国の第3皇帝アクバルさんが建てた勝利の都という名前の都。世界遺産です。

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いい感じに崩れた城壁や周りの建物が歴史を感じさせます。

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門も堂々としているー!

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こちら、インド式五重の塔パンチマハール。
パンチは五、マハールは建物。ペルシア建築をモデルにしたという建物はなんだかアジアともヨーロッパともつかない不思議な印象を与えます。
そして、、、王の嗜みとしてやっぱりゲームは大切!

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トランプのボードゲームやパチシという人間チェスを楽しんだそう。五重の塔の上からチェスしたらしいよ!「ムトウ、3マス右へ進め」的な!何かの映画みたいだね! 

3人の王妃、3つの宗教 

アクバルさんの奥さんは3人で、1人はイスラム教徒ベーカム。1人はキリスト教徒マリアン。1人はヒンドゥー教のジョダバイ。ジョダバイはアンベール城を作ったマンスィン一族の女性で実際は1番愛されていたとか。
3人の王妃を大切にすることできっと3つの宗教をうまくまとめて国を治めたのでしょう。建物のあちらこちらに3つの宗教シンボルがあります。

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ハスがヒンドゥー教、五芒星がイスラム教、キリスト教は曖昧ですが入り口をドーム型に飾ってるクリンクリンしたモチーフだそうです。

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この柱も上からキリスト教的モチーフ、ガイドさんが指差してるのがヒンドゥー教、その下がイスラム教のモチーフなんですって。

 

3人の王妃を平等に愛すため3人の部屋もそれぞれあります。3人のキッチンも別々。ベジタリアンのヒンドゥー教徒の奥さん、ジョダバイには特別なキッチンもあったとか。

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これがそのジョダバイキッチン。確かに彫刻も凝ってるかもー!

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中は空っぽだよー!どんなキッチンだったのかしら?

 

王様は王妃の部屋に行き来したり、公務を行うときに階段や扉を使って移動したんだとか。ちょっと秘密通路みたいで面白い。

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上の写真は玉座があったところ。上から民を見下ろしてたんだって。
ここは風通しもよく、お気に入りだったみたい。
これ、よく作ったよねー!壊れてないのがすごい。

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砂岩の使い方斬新。屋根にこう使うのか!これが木だったらちょっと日本っぽい!

 

この都、建てたものの暑すぎて水不足になり、結局はアグラ城の方へお引越しします。わずか14年しかつかわれませんでしたとさ!頑張って作ったのにね〜!

 

宗教融合の夢

これは個人(はらだ)的感想なのでなんとも言えないのですが、きっとアクバルさんの時代にムガル帝国が最大敷地になったのは宗教に寛容だったからだと思います。
時代や場所が違っても、いつでも多くの支持者を得たり、領土が広がるのは宗教に寛容な時が多い気がします。
地元の宗教、文化も大事にしつつ、こちらの宗教や文化を混ぜていく。
アレクサンドロス三世もこのタイプかなと。ある意味ではマハトマガンジーも。
そして、最盛期を迎えて何をしていいかわからなくなってくると、公共事業と権力アピールのために巨大建築や美しい装飾の建物を作りたくなるのでは?
ラムセス二世(アブ・シンベル作った人)とシャージャハーン(タージマハル作った人)はこのタイプかと。

なんだか世界中、表現は違えど結構似てるじゃんと思ってきました。

おもしろーい!おもしろーい!!!

 

そんな感じでこの記事はここまで〜! 
またね!

エアインディアと広瀬すず

エアインディア航空

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悪名高いっぽいエアインディア航空。
はらだ氏が下調べをしてくれたので少々対策をして臨んだ。
・日本食はまずい
・機内サービスの映画はほとんどみれない
・ビールがたくさん飲める?
・機内はすでにインド臭?
・着陸時消毒剤をまかれる?
早速。搭乗!


見た目は結構かわいい。もっとボロボロかと思ったのでまず一安心。下手したらプロペラ機かと思ったぞ。
座席に乗り込む。まぁまぁ綺麗なのでは?
しかし、よくよく見るとUSBが壊れてる。まぁもうこれはしょうがないよな!下調べ通りなのでオッケー!!

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映画もチェックしてみる。ほーほー。ハリウッドとボリウッドがあるのか。ハリウッド映画をチェックすると、ちょっと古いラインナップ。
一応日本語訳あるっぽいが選択すると、なぜかコンテンツが映らない。なんで〜。
どれをやっても映らない。なんで〜。
インドまでの8時間、映画なしで過ごすのか〜。そんなこともあろうかと本とスマホゲームを一応準備してきた。ふっふっふっ。
まあ、下調べ通りか!
はらだは深い河(遠藤周作)を読破したぞ。感想は長くなるから今度!何ヶ所か泣いたぞ。

機内食

まずドリンクサービスがあるのだが、ビールの大盤振る舞いー!

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2人ともビールを頼んだら、2本ずつ渡してくれて、こんなに飲めないから一本ずつでいいよーと返却。
斜めうしろの日本人夫婦は2本ずつ飲んでたな!しかもお代わり自由!インド人はお酒飲まない人が多いからかしら?
セットのピーナッツも結構美味しかったぞ!

配膳はベジタリアンの人優先なので日本人は後回し。日本発だと日本食もあるらしいが、カレーが美味しいという下調べだったのでノンベジスタイルのチキンカレーをチョイス。
スパイシーでなかなか美味いよ!

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チキンカレー、オクラとジャガイモの炒め物
グリーンサラダ
パン
ヨーグルト
クレームブリュレ

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軽食

チーズとクロワッサンのサンドイッチ
デーツとナッツのクリームタルト
フルーツ

 

広瀬すずをもう少し楽しませてくれ! 

本もゲームも隣の人との会話も一通りし、いよいよやることがなくなってきたムトウ。しょうがないから機内サービスをいじってみる。

ハリウッド、ボリウッド以外にインターナショナル映画の項目を発見!その中に1つだけ日本映画があったので暇つぶしに見てみる。

広瀬すずさん主演の映画でチアダンスで全米制覇する映画。普段なら絶対見ない映画である。

開始五分。設定は高校生。小っ恥ずかしい演技が続き鳥肌が、、、笑。でも、他にすることないので我慢して見る。

「ふーん。広瀬すずさんって変わった顔してるな〜。やっぱ、ただかわいいだけじゃダメなんだろうな〜。」と上から目線で見続ける。

見ているうちに徐々にストーリーに入り込んできた!あれ!おもしろくなってきたぞ!みんなチアがんばれ!!

終盤。いよいよストーリーにどっぷりになってきて、最後の〆のダンス!

音楽ノリノリでいいかんじ!みんなの演技もいいかんじ!この映画楽しいよ。

「福井からやってきた最高のダンスチーム!」きゃー!

 

し、か、し。

そこでディスプレイが固まる!!!

あれ?見れないよー!あれ〜?

広瀬すずさん好きになってきたのにー!!!笑。

 

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リモコンもまったく効かなくなり。固まった広瀬すずさんとともにインド到着。ナム。

 

 エアインディア総括

エアインディアは噂ほど悪くはなく、匂いも気になりませんでした!消毒スプレーもないし、キャビンアテンダントさんもそんなに愛さない感じではないし。悪くないよー!ま、映画は見れないけどね!

 

インディラガンジー空港綺麗!でも外は・・・

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着いたーー

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謎のすごい霞!霧半分、光化学スモッグ半分なんだって!

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ホテルは結構快適!

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朝食バイキングもなかなかいいラインナップ!

このホテルはあと2回泊まるよ!

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今日はジャイプール観光!ジャンタルマンタル、風の宮殿などです!

続きはまたー!

 

 

インドビザ2017年秋

インドビザって大変だったのね!

この記事は東京のインド大使館でイラストレーターがビザをとった際の記事です。個人でビザを取る方の参考になれば嬉しいです〜!

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【目次】

 

イラストレーターはツーリストビザではなく、ジャーナリストビザ!?

インドビザは個人で申請した方が安いし直接大使館に行く方が何かと勉強になるかと思い、代理店に頼まず、オンライン申請後直接大使館へ行きました。
※インドビザはオンラインで書類を作成し、プリントアウトして大使館へ持っていきます。オンライン申請のしかたはこちらを参考にさせていただきましたが、私が入力した時点ですでに質問事項の順番などが変わっておりましたので気をつけて入力してください。また、プリントアウト時はバーコードの切れに注意してください。私は97%で出力しました。

 

ドキドキの申請!

インド大使館は東京だと九段下にあります。
9:00〜受付開始で私たちは9:20頃ついて、ビザ申請待ちは15番目。
入り口でカバンの中身を見せて、ノートに手書きで入館時間を記入。
郵便局にあるような受付番号を取り、呼ばれるのを待ちます。
そして書類を渡して再度名前を呼ばれるまで、なんと50分もかかりました!
カンボジア大使館とは大違い!ほーう。

そして晴れて呼ばれた(窓口で小声で呼ばれるし、なまっているので名前を聞き漏らさないように気をつけないと気づかない)ものの、このような女性に

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「ちょっと聞くね〜。えー、なんの、仕事をしてますか〜?」
と言われ、
「絵や、絵本を描いています。イラストレーターです。」
と言ったら、
「ライター?スケッチしたりする仕事?
ん〜、もしかしたら、普通のツーリストビザじゃなく、インドではジャーナリストビザになるかもしれないからちょっと待ってて〜。」
と言われ、そこからさらに待つことに。

 

あー、ライターという職業選択が間違いだったのか。ピクチャーブックライターって書いてもジャーナリスト扱いなの?でも他はアザーくらいしか選べるのないんだもんな。。。

オンラインのインドビザ申請の職業欄は選択式で、イラストレーターとかアーティストという欄はないのです。
働いてない人に見えるよりはいいだろうとライターを選んでしまったからなぁ。。。
そんな事をもんもんと考えていたらまた呼ばれ、
「もう一回聞くね。絵を描いたり、文書いたりする仕事なのね?」

「はい。絵本とか、絵を描いてます。」

「でも今回は観光なんだよね?」

「は、はい。(ま、取材と言えば取材だけど、そんな仰々しいものではないし。。。)

「じゃあ、ジャーナリストビザに変えるから、ここを書き換えて、この紙にサインしてきて。ジャーナリストビザは三か月しか有効期間がないから、またインド行く時は申請してもらわないといけないけど、オッケー?」

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「あ、なるほど。オッケーです。」(選択の余地はないのでは???)

 

 

結局ジャーナリストビザにかわり、取材としてでなく、観光に徹しますという誓約書を書かされてしまった!
でもさ、描きたいでしょ、普通、絵描きなら!そして描いてもわかんないっしょ!


インドビザはちょっとミスがあると申請をやり直させられると聞いていたので出直しかと思いきや、手書きでツーリストビザをジャーナリストビザに書き換え、横にパスポートと同じサイン(漢字)をすればオッケーだった。何度もやりなおしさせられるかとヒヤヒヤしたが、ここは意外と手書きでいいんだなと驚き。

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こうやって書き換えて、横にパスポートと同じサインをさらに書き込む。

ピンチ!代理署名は通じるのか?!


ジャーナリストビザにサインをするとき、なんと、ムトウ氏は次の打ち合わせに行ってしまい、はらだのみ。ここは真面目に「もう1人はいなくなりました、、、。」というべきか。うーむ。でも、何度も来るのはめんどいし、ただサインするだけだし。
ドキドキしながら熟考。

、、、、ドキドキ。ドギマギ。バクバク、、、。

 

と、インドおばちゃんに話しかけられる!!!

 

「あれ?もう一人は〜?」

 

ヤバス!!!!顔が引きつる、はらだ。

 

「あ、今、外にいます〜。」(にっこり)

 

口から出まかせ、とにかく、とっさの判断でごまかすはらだ。

 

「うん。あ、そ。」

 

あれ?あんまり気にしてない感じ!!ふ〜。よかった〜〜。

 

そそくさと遠い机に書類を運び、誓約書にサインする。サインも心なしかムトウタッチに似せて描く。

(まるで映画のアルゴ的なドキドキ感★)

何食わぬ顔で提出し、受け取り時の控えのサインもムトウになりすまして書いたらちゃんと通った!!!

やー、これでやりなおしだったらきつかったな!

(良い子のみんなは真似しちゃダメだよ!!)

気になるお値段

ビザはツーリストビザと同じ1200円と手数料の350円

合計1550円

結構安いですよね! 
受け取りまでパスポートを預けっぱなしになってしまうので不安な人はちゃんとコピーを取ってから預けてくださいね!

 

ビザ受け取り

受け取りは基本本人が行きます。 最近だと申請から二日営業日くらいで受け取れるようです。申請時に渡された引換券を持って、16:00〜17:00に受け取りに行きます。
私たちは16:20くらいにつきましたが17:00ギリギリの引き換えでしたので、早めに行くのをお勧めします!

 

ビザ申請のポイント

・まずはオンライン申請の内容に間違いがないようにしていくこと

・必要書類(Eチケットのコピーや写真など)をきちんと確認して持っていくこと

・お金をぴったり渡せるようにしていくこと

・何が起こっても冷静に対応すること!!!

 

インドビザを取るところからインド旅行が始まるとも言うそうですが、これもなかなか味わえない経験と思って楽しむくらいがちょうどいいのかなと!

後で色々調べていて驚いたのですが、出版社に勤めている方、新聞配達員までがジャーナリストビザになるそうです!営業だろうと、配達だろうと、広告出版物にかかわる人はみんなインドではジャーナリストのようです!

必要書類や情報などはコロコロ変わるようですので大使館のサイトを確認してくださいね!

Welcome to Embassy of India, Tokyo (Japan)

 

ではでは、11月8日からインドに行ってまいりますのでその他のインドの今もお伝えできればと思いますのでチェックよろしくお願いしま〜す!

 

韓国らしくない韓国旅行2017

2017年9月21~23日に、CGアニメコンテストでボンとハレトモのアニメがアニメーション賞を獲ったことから、韓国のソウルでの上映ご招待をしていただき行って来ました!
韓国はuwabamiの絵本が出版されているので、出版社さんにも訪問したい!というuwabamiのワガママが全て実現された充実の韓国出張でしたよ! 

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【目次】

  • でっかいトンカツ!? 
  • でっかい出版社!!!
  • でっかい信頼と結婚会場!
  • アニメと現代美術館と景福宮
    • 恐るべし韓国アニメ!
    • 国立現代美術館 ソウル館もでっかい!
    • 景福宮で面白い衣装
  • オマケのおもしろ写真たち
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