uwabami days

アーティスト活動を生業とする三鷹在住アートユニットuwabamiの日々

女王と女神~古代エジプト展~に行ってきました☆

どうもどうも~。

ムトウさんのブログの続きが気になりますが、はらだです。

 

最近はまたNYに行きたくてうずうずしています〜。

NYに住みたい理由の一つにメトロポリタン美術館があります。

メトロポリタン美術館があるというだけで、住む価値があると思えます 笑

世界中のあらゆる美術品が寄付で集まってできているという夢の美術館、メトロポリタン美術館。

去年一カ月NYに滞在した間もメトロポリタン美術館には通いまくりました。

それでも見きれない膨大なコレクション!

その時のブログはこの辺りから読めます!

今読んでも面白すぎた!NY!!!

マンハッタン内じゃなくてもいいのでいつかNYに拠点がほしいな~。

ブルックリンの森があるあたりに、日本庭園や竹林のある洒落た家を建てて、ガーデンパーティーしながら商談とかしたいな~。

そんでクイーンズあたりの何もない土地を買って、uwabami land作りたいな~!!!

夢、膨らむ〜!!!

 

 

さて、そんなメトロポリタン美術館から古代エジプトの展覧会が来るということで前々から楽しみにしていました!結構前に行って来たんですがブログ書くのが遅くなっちゃいました!

《女王と女神展@東京都美術館!》イェーイ!!!

お決まりの(?)

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なかなかボリュームのある面白い展示でした!期間中もう一回行けたら行きたいくらいです。

エジプトの女王といえば、やっぱりクレオパトラが有名ですが、古代エジプトの世界ではクレオパトラ以前にも女性ファラオが数人存在しています。

 

中でも古代エジプト史上、最も重要な女性ファラオとして知られる女王ハトシェプストの紹介が今回の展示の見どころの一つだそうで。

メトロポリタンの時は英語に苦労しましたので、今回はキャプションがちゃんと読めるという喜び。

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うーん。確かに威厳がありますね!

 

伝統的に、ファラオ(王様)の継承権は男性が持っていますが、例外的に世継ぎが無かったりすると女性が一時的にファラオとなることがあったそうです。

ハトシェプストはもともとトトメス1世の娘で、王位継承権はありませんでした。

世継ぎであるトトメス3世が幼かったという理由で22年もトトメス3世と一緒に国を務め、公的な場では男装し、あごに付け髭をつけていたと伝えられています。

男装した女王様!昔からいたんですね〜。髭がついている像も展示されていましたよ!

ハトシェプストの意味は「最も高貴なる女性」

即位名は「マアトカラー」意味は「真実とラー神の魂」だそうです。スゴイ名前ですね!神!!

即位が正当なものだと周囲の者に知らしめるため、自分の誕生についての神話を作ってしまったほどファラオになりきっていたそうですよ。自作自演ってことですね。すごいな〜。

治世は穏やかで、戦争を好まずに平和外交によってエジプトを繁栄させたそうです。

その外交の内容が彼女の建てた葬祭殿の壁画に残っています。

彼女の葬祭殿、かなり豪華ですよね!

葬祭殿

 

プント国という国との交易が描かれたレリーフには普段エジプトでは見られないような香木、乳香、樹脂などが描かれています。

プント

 

また、『旧約聖書』「出エジプト記」でモーセをナイル川で拾って育てた義母は彼女とも言われているそうですよ!なるほど、それならモーセが殺されなかった理由もなんとなくわかる気がしますね!

 

また、彼女がどれだけ男性に対して負けず嫌いだったかが伺えるのがカルナック神殿のオベリスクです。

彼女が作ったオベリスクはエジプト史上最大と言われています。

カルナックに現存する2本のオベリスクは父トトメス1世のものと、娘ハトシェプストのもの。

父ちゃんを越えようとしたのでしょうか、彼女のオベリスクの方が大きいのです。

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ハトシェプストのオベリスク。なんて書いてあるか読めたらもっと面白いのでしょうね!ちゃんと行って見たいな〜カルナック神殿!

ちなみにこのオベリスクは今回の展示では紹介されていませんのでご注意を。

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もとは頂点のピラミッド型の部分に、琥珀金という金と銀の合金が張られていて、日を浴びるとキラキラ輝いていたそうな。

「オベリスク」はギリシャ語で「串」を意味するそうで、古代エジプト人達は「テケン(防御/保護)」と呼んでいたそうです。

何だか「串」はそのまんま過ぎてちょっとダサイですね。これからはテケンと呼ぼうかな。

 

さて、展示物はとても美しいものが沢山ありましたが、これもその中の1つ。

アクエンアテン王とネフェルティティ王妃のゴブレットです。

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美しいですね〜。これでワイン飲んだらどんな気分かな?

半透明のエジプトアラバスター(大理石の一種)で作られた蓮の華をモチーフにしたゴブレットです。

アクエンアテン王はツタンカーメンのお父さんであり、宗教改革をしたことで有名なファラオです。

多神教であった従来のエジプトの宗教を廃し、唯一神アテンのみを祭るという大胆な宗教改革をした人です。

ツタンカーメンが若くして死んだのも、このアテン信仰反対派の暗殺だったのではないかとも言われています。

アテン神はビジュアルも特徴的ですよ!

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太陽から細い手が何本ものびて来ているというなんとも奇妙で面白いビジュアル!

uwabamiもこの神様を参考にゴミの神様を描いた事があります!

ゴミ神_c

ありがたみが全然違いますね!!!!

 

そしてお次は…

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でた!この感じ、どっかで見た事ある!!!

そうです、今uwabamiがせっせと制作しているアニメにもちょっと登場します、「ハトホル女神」です!

柱光

 

彼女はいろんな説があって、このブログで説明する事は到底不可能ですが、超超簡単にまとめると、ギリシャ神話でいうアフロディーテであり、ローマで言うビーナスであり、愛と幸運と母性の女神です。

牛の頭をした状態で表される事もありますし、この柱のように耳だけ牛ということもありますね。

そして彼女、ここにもいますね。

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むむ。これ、何か想像つきます?

楽器なんですって!

私には何処が鳴るのか全く想像できませんでした!

でもどうやら、これは一部足りないらしいです。

なるほど、本当はこんな感じなのね!

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これはシストラムという楽器だそうです。

振ると内側の金属が動き、シャンシャンと小型シンバルが鳴るような音がするそうで、ハトホル信仰と深い関わりがあるそうです。

ハトホルは愛の女神でありながら、死と復活の象徴でもあり、西方の女主人とも呼ばれています。

西は古代エジプトであの世であり、そのあの世への橋渡しの役もハトホルがしていたとか。

ハトホルがパピルスをかき分けてあの世からお迎えにくる時の音(パピルスの茎がこすれる音)に似ていることからこの楽器が使われたとか。

 

三途の川に彼岸花が咲いていて、その向こうからお迎えが〜ってイメージになんか似てますね。

 

それにしても…たくさんの伝説がありすぎて、大変だ!!!

きっと当時のファラオが都合のいいように神様の役割を変えてしまったからこんなにいろんな説が生まれちゃったんだろうな〜。

自分が神だと信じ込ませるために神話を作るくらいだからな〜。

神=ファラオってことはファラオが死んだら神も死ぬイメージになってしまいそうなところをうまく何年も続けられたって事は、神様の捉え方も変化させて行かないともたなかったのかもしれないな〜。

 

その他にも会場にはたくさんの女神にまつわる展示物がありました。

美しい装飾品もたくさん!

化粧道具やボードゲームもありましたよ!

こうやってみると、4000年経っても人間の本質は変わらないのだな〜!

昔からお化粧もしてたし、ゲームもしていたし、美しいものが好きだし、音楽も好きだし、今と変わらないですね!

 

最後にファラオ的ポーズで☆

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よーし!!

ますます気合いが入りますね!

uwabami新作のエジプトアニメは秋公開予定です!

ずいぶん時間がかかってしまっていますが、その分愛情がこもっております!

お楽しみに〜☆