ホルス神殿キムタクかよー!
とてつもなくでかい!!コムオンボが収まりそうだ!
ここは、みんな大好きホルス(はやぶさの形)の神様が祀られているところ。
初期王朝時代からすでに、ここにこの神殿があったらしいよ!ホルスは本当に人気者だな~キムタクかよ!
<目次>
これがエジプトのキムタクです。
特にここのキムタクはとても美しくてエジプト一とも言われているらしい。
確かに損傷も少ないし、卵肌でつるっとしてて美しい。スタイルもいいな〜足長い。さすが。
ハラダと休憩中のキムタク。
口が破壊されてます。可哀想〜。座ると案外小さいのねー!
王様の名のない広場!
すっごく広い!ここは広場ゾーン。
柱が美しいな〜〜。ちゃんと残してくれてありがとうとみんなに言いたい。
広場の壁を見ると文章がいっぱい書いてあります!
丸く輪っかになっているところわかりますか??これがなかなかおもろいのよ。
この輪っかになっているところは王様の名前が入るところで”カルトゥーシュ”と呼ばれています。この神殿は建造期間がすごく長いので、ファラオの名前を入れるタイミングがなかったそうよ!
だから、空白のカルトゥーシュになってます。おもしろ〜!
思いやり古代エジプト人
ここは香水の部屋。香水の作り方が壁にびっしり描かれています。本当にびっしり描かれている!
なんだこの密度!?!?すんごい細かくて目が回りそうだ!と思ったら壁の上の方は他と比べると大き目に描かれている!なんで?
上の方も文字を小さく書いたら、後で読む人が文字を読見にくいでしょ?という配慮なんですってー!素敵だと思いませぬ〜?
古代から人間には思いやりの精神があったのね~。素晴らしい。
ホルス神殿の至聖所
ここは遺跡の中で一番大事なところ。
日本でいうお神輿が置かれている神聖な場所。
このお神輿は復元されたもの。復元だけれど250年くらい経っているんだってー!もう時間の概念が生きているものの時間軸を超越してますな!
古代エジプトおもしろ昔話
古代エジプトには有名な神話があるんですが、超絶ざっくり言いますと、
昔々、あるところに兄弟であるオシリス神とセト神がいました。なんでもできちゃうオシリスにセトは嫉妬しまくり!そこでセトはある悪いことを思いつきました。神々を集め、ゲーム大会を開き、そこでオシリスをハメ、殺しちゃおう!という作戦。
そして、ゲーム大会が始まり、オシリスはまんまとその策にはまってしまいました。
セトの思惑通り、オシリスは体をバラバラされ殺されちゃいました!うおー!!あっけない!
オシリスの妹でもあり妻のイシスは、とっても悲しみました。だけど、さすが神様!それくらいで挫折はしな~い!夫を復活させるべく、天空の神様ヌトの力を借りました!ヌトはイシスの母ちゃん。イシスよりもっとハイパワー!
そして、グッジョブマークで応えたヌトは不思議な呪文を唱えた!
「マロケチュ、ミロケチュ。アーンボーン、アヌーナヌーン、オミソシール。モリノミヤーコ!」※適当
すると体が14個になってバラバラだったはずのオシリスが無事に復活!!!※男根は行方不明のまま!
しかし、完全に復活はできず、体は包帯ぐるぐるの状態で、そのまま冥界の神様になったらしい!その後、オシリスとイシスの息子ホルスは、父ちゃんの仇を討つために頑張りセトさんをやっつけたらしい。
そんなストーリーがあるから下の壁画では、セトさんはホルスにやっつけられた風に描かれています。
んで左にはいろんな神々がいて、「ホルスやったじゃん!さすが!」と言ってもらっているところ!
ホルスが踏んづけているのが瀬戸さんです。
しかも面白いことにセトがどんどんちっちゃく描かれている!。
小さい!!
どんどん小さくなり、串刺しにされちゃった瀬戸さん。
瀬戸さん「うごごご、、、。すみません。もうしません、、、。」
やっぱり素晴らしい列柱室
至聖所という、神殿の中でもっとも大事なところに行く途中に必ずある、列柱室。神殿の規模が大きければ大きいほど柱の数も増えます。ここは大きめの神殿なのですが、柱の数は忘れた!!
あらま〜!天井まで綺麗に残っているわ〜!美しい!!!
柱のデザインはエジプトにいっぱい自生しているパピルスとロータス(蓮)が多いんだよ。
天井にはまだ色が残っている!すごい!!!綺麗!
スニーカーみたいな捧げもの
この女性が持っているスニーカーみたいなものはパンです!神へ捧げているっぽい!
パンを真上からみたように描写されているから、なんだか不思議な感じ 笑
レリーフを見てみよう!
あら!なんかいい感じのお二人だなー!
これはきっとイシスとファラオだな。
「神であるイシスとこんなに仲いいファラオだよ!だから、ご支持よろしく!」ってアピールするためのレリーフかな?
こちらはホルスとファラオ。
これも同じように、神と仲良しのファラオです。今後もご支持よろしゅう。という壁画だと思われる!
ホルス神殿ということもあって、ホルスいっぱい書いてあるな〜。
スフィンクスホルスバージョン。
この人手に指差し棒みたいなの持っている!
なんだこれ?これは気になる!!
なんだこれ?
きりたんぽを思い出したのは僕だけでしょうか??
水ジョボジョボ〜〜〜。
これも仲良しの絵。ホルスから永遠の象徴アンクをもらっているファラオ。
「ホルスさん。どうも!いただきまーす!」
これは神に捧げものを差し出している絵ですな。
右の神様が非常に喜んでいるように見える!
野外彫刻。
ファラオが手から何か出してるな〜。水かな??
神殿に置き去り!
そうそう!そういえばプチ事件ありました。
この神殿へはクルーズから馬車で行きました。行きも帰りも同じ馬車に乗る予定なのですが、帰り道、僕たちの担当馬車だけ来なかった!
他のツアー客が続々と船に帰っていく中、僕たちだけ置き去りに、、。
ガイドさんも船に帰ろうとしているところで、「ちょい待ち!!」と声をかけ、ギリギリのところで馬車に乗ることができた!!!この馬車に乗れなかったら、船にも乗れず、そのままエジプト人になってたかも、、、。
人生にはいろいろなターニングポイントがあるんだね〜。それを経て現在があるんだな〜。
気になるお値段!
エドフ神殿への入場料は60エジプトポンドです。
日本円で言ったら960円くらい(2015/11時点)日本の博物館より少し安いくらいかな!
今日の一枚
今日はエドフ市場で暇そうだったお兄さんを描いてみました。
スクーターを改造したトゥクトゥクみたいなタクシーのドライバーが仕事なのかな?
すんごい暇そうだった。誰かお仕事与えて〜!笑
ということでホルス神殿終わり!!
素晴らしいところだった!また行きたいぞ!!