板橋区立美術館で展示中の「世界を変える美しい本」に行って来ました!先月北インドに行ったuwabamiとしては、絵本の印象がなかったインド。空港などでも絵本はほとんど見かけませんでした。タラブックスは南インドのチェンナイにある出版社。どんな絵本を作っているのかしら?
じゃ、早速拝見!!!
気合い入れすぎて、首、埋まってる!
あら素敵!世界中で翻訳されているシルクスクリーンの絵本、「夜の木」
タラブックスの代表作とも言われている「夜の木」の表紙がずらーり!展示の仕方も素敵だね!
この絵本は3人のインド人イラストレーターが夜の木のイメージで線画を描き、印刷所が配色を決めて印刷しているんですって!
タラブックスでは、画家もデザイナーもみんな同等で、職人も含めて関わる人みんなで一緒に本を作るんですって!共同制作なのね〜!!
赤の壁に展示するのも素敵!
インドの絵は装飾的で平面的な絵が多いから、シルクスクリーンの手法が合うし、展示方法もポスターみたいなものがとても合っている気がしました。
こういう線画がみっちりな絵が多いです!
この絵は画家がイメージして描いているところを絵にしたもの。なんか線がきっちりしてて素敵。鉛筆の跡も結構残ってる。
魚、、、だと思う。
ちょっと一つ目の妖怪っぽいけど、多分魚。
チケットにもなってたけど、これが一番好きかもー!「水の生きもの」
日本語版は色が違うみたい。それもまたよし。
何このタコー!カワイイ!!!
実際の絵本ではオレンジ色になってたけど、この赤と青の模様がインドで買ったマフラーに激似で素敵!
この線の揺れがいい!ずっと見ていると指紋みたいで吸い込まれそう。
実際の絵本は
こんな感じ。ちゃんとタコっぽい。オレンジ色しております。
そしてインドで買ったマフラーは
ね?似てるでしょ?このビビッド感!あみあみ具合とか!
他の作品も素敵なんです!
これ、ロブスター君なんだとか。素敵!グリーンが気持ちいいぞ!
後ろの波の描き方もいいなぁー!参考にしよう!
カラフルな細密画も!写真だとわかりにくいですが、本当に細かいんです!
この骸骨模様がとても可愛い☠️骨の丸い装飾もいいなぁー!
こういう立体的な観音ジャバラ本もあって、なんだか祭壇みたいで面白かった!
布にブロックプリント(木版)なのもいいね!
結構伝統工芸感が強い作品も多く、そういう職人さんと作っているものがたくさん展示されていました!
インド人が描いたピノキオ。
これはピノキオとゼペット爺さんがクジラに飲み込まれた図。
ピノキオ、、、に見えないな笑
クジラも普通にでっかい魚って感じ。
そしてゼペット爺さんが中国人っぽい 笑
レースのよだれ掛けみたいなやつは何なんだろうか?
そしてこれが
インド風ノアの箱船。
うーん。これは大洪水に耐えれなそうだけど、中の人達ご飯作ってるみたいだし、ま、大丈夫なのかな?もう洪水後なのかも?色んな想像ができるぞ〜!!!
これはCD付きの本らしく、イカしたおじさんがいい声で語りながら歌ってる映像が横で流れてた!バンバンブーン♪的な歌だったな!
他にも絵巻物の展示があったり、結構盛りだくさんの内容でした!
いやー、行けてよかった!そして南インドに行ってみたくなったぞ〜!
1月8日まで、板橋区立美術館、是非行ってみてください!