uwabami days

アーティスト活動を生業とする三鷹在住アートユニットuwabamiの日々

第二子出産の巻 その2 無痛分娩すげぇ!

5月30日の朝6時半。

やっぱり寝返りをうつと少し羊水が出る感じがある。サラサラとした水が出る感じ。

NSTで息子くんチェック。元気!

 

7時半、LDRに移動し、内診後、陣痛促進剤の点滴をスタート!この時点で子宮口は3センチ。内膜も一枚あるので、やはり高位破水との事。

まずは12ミリずつ点滴。オレンジ色の液体。これで陣痛が促されるんだから不思議だ。

ご飯このまま食べずだと腹減るなぁーって思ってゼリーのパウチ一個飲んだら、朝ごはん運んできてくれた!わお!そうだったのか。

朝ごはんはパンでしたがペロリと完食。産前産後は人が変わった様に食べる私。第一子の時もそうでした。やっぱガッツリ食べないと産めない気がして!

8時半ム父到着。ちょうど朝ごはん食べ終わって9時頃面会手続きを終えたム父が来た。アトレのクリスマスビジュアル(自分達が描いたイラスト)のTシャツ着てるよ(笑)

健診でお世話になっている先生が来て、「ムトウ家はイラストレーターなんだよー」と紹介してくれる。Tシャツ着て来てよかったね、ム父さん!!

この日、見学する学生さんもちょうど来て、イラストの話などして和やかな雰囲気。本当に産むのか、私は。

9時半、だいぶお腹が張ってきたので、無痛分娩のためのカテーテルを背中に入れるため、ム父や学生さんは一度外へ。カテーテルを入れるのは多分とても難しいのだと思う。何回も背中の骨のあたりを確認して入れる。一度右足の外側の付け根がピキッとものすごーく痛くなり、やり直す。陣痛もあるのでだんだん汗だくになる。背中を猫のように丸めてカテーテルを入れるのだが、お腹がデカすぎてなかなか丸くなれない。しかし、2回目はすっと入り、いい感じに固定できた!麻酔よ効いてくれ!と思っていたら、割と早く効き始めたみたいで楽になる。背中をピューっと冷たいものが通る感じがする。ほう。これが無痛の麻酔か。

10時15分頃ム父が戻ってくる。「マンガ3つも描けちゃった。」と、待ってる間に仕事までできたみたいでよかったよかった。

麻酔の効き具合を確認するのに、保冷剤を当ててもらって確認したのだが、これがすごいんですよ〜!まず鎖骨あたりに保冷剤を当てると冷たいんです。でも、太ももに当てると感触はあるけど冷たさが無いんです!お腹の上の方はぬるいくらいに感じるという。なんだこりゃー!!!初感覚!!!

そう、これはコロナで嗅覚障害になった時の感覚を思い出す!なんか一個感覚が無い違和感!!!

触られる感じは分かるのに温度が無い!

ふっしぎ〜!!!

そんな感じで麻酔大成功で、痛みはほぼないけどお腹の張りは分かるという状態に。促進剤と麻酔のバランスをとりながら陣痛を加速。

学生さんとおしゃべりしながら、「第一子は沖縄民謡聴きながら産んだんですよー。」とか話してたら、「ハワイの映像とかありますけど、かけてみますー?」なんて助産師さんに言われてハワイのDVDを流してもらったりして、本当、産むのか、これ?!って感じでお産へ進む。

11時半頃、しっかり陣痛進める為に、先生の手で破水させる事に。ここで子宮口5センチくらい。ダバダバ水が出る感覚。いよいよか。

13時頃、陣痛開始から4時間くらい。子宮口8センチ、流石に痛くなってきた!そしてお腹が張ると息子くんの心音が下がる事が判明。酸素吸入しながら続ける。エコーすると、どうやら臍の緒が巻き付いているらしい。お腹が張るとそれが引っ張られて少し心音がさがるみたいだけど、このまま産める範囲なので、早めにお産になるよう促進します、との事。こちらとしては「とにかく、よろしくお願いします!」って感じ。

13時30分頃子宮口MAX。だいぶ出産ぽくなってきたな!しかし、まだ写真を撮ってもらう余裕があるぞ!!研修生の人にスマホを託して写真を撮ってもらう事に。

13時50分頃、そろそろお産にします!と分娩台に足を乗せるための踏ん張る台といきむ時に手で掴める取っ手がつけられる。そしてお腹の上にシートが広げられ、「ここに赤ちゃん来ますから!」と言われる!

ここに来るのか〜!!!!大迫力だな!!!!

 

そこからお腹の張りを感じたら、息を止めていきむ様にとの事。これが難しかった!

なんかいきむタイミングとるのが難しいのだ!麻酔が効いてるので感覚が鈍く「あ、来た来た来た!」と思うけど、「いきます!せーの!」って自分でなかなか言えないのだ。でも言わないとみんなでタイミング合わせられないからとにかく言うしかない!

しかし流石はプロの皆様。3いきみくらいで出なかったので、大御所的な先生を連れてきてくださり、その先生が腹をガッツリ押してくださったら2いきみであたまが出た!

最後もう一回いきんでください!と言われ、もうひと頑張り!!

う、産まれた〜!!!!!

大迫力で目の前に出てきた我が子を見たら涙がボロボロ出てきた。これが多幸感ってやつかしら?産まれてきてくれてありがとう〜!!

独特の匂いとあたたかさ。ほぎゃあーっていう産声も本当に愛おしい。

臍の緒は身体に2周巻き付いていたそうで、かなりお腹の中でやんちゃしてた様子。「臍の緒がすごく長かったです!」と言われた。そんな事もあるのね〜。臍の緒長かったからなのか思ったより大きすぎない子で、3248gの理想的体重男子でした!

それにしても無痛分娩すげぇ!

己の身体から子の頭が出て、身体が出て、の感覚がよく分かってとても不思議だった。

第一子は痛みで死にそうだったので、そんな出てくる感覚に集中できなかった。

やー、すごいわ。

これはもっとたくさんの方に知ってほしい!そして少子化対策として、無痛分娩費用を国が持てばかなり効果ある気がするよー。これなら産めるもん。

記念写真など撮り、ホカホカした我が子を抱き、あー、産まれたわぁ。と感動。痛くないってすごいわ。手がちっちゃいねぇ。ふがふが息してるねぇ。全部ぷにぷにだねぇ。臍の緒も触らせてもらうとぷにぷにしてた。なんかホルモンみたい笑

それにしても無痛ってすごいよ。だって産後の縫合中も麻酔効いてるから話せるもん。第一子の時はこの縫合がめちゃくちゃ痛くて、呼吸器外せず、ヒーヒー言いすぎて手足の感覚無くなったもん。でも無痛だとホカホカ我が子を眺めて夫婦で話す余裕あるもん。名前どうしようか、顔よく見てみよう。娘はどうしてるかな?あ、もう英語の塾の時間だね。ばあちゃんとちゃんと行けたかな?なんて話してるもん。

15時頃に初授乳。人間すごいよね、おっぱいにくらいつく本能があるんだもん。哺乳類だよね。まだへたっぴで、ふがふがしてるのも本当可愛い。でもちゃんと吸い付いてくるから生きる力を感じるよね。うるうる。

前回同様やっぱり出血は多め。700ミリくらい。私の身長の割にベビーが大きいから仕方ないよね。そして痛く無くても血は出るのよね。分娩室から病棟に戻る前にカテーテルを抜く際、世界が真っ白に。

あれ????白くて音が無い…

どうやら貧血起こしてしまい、倒れてしまったらしい。気持ちは元気でも、血はたりなかったのね。しばらく安静にして、車椅子で病棟に移動。移動できたのは18時くらいだったかな。

分娩時間は5時間半。第一子が10時間なので、半分くらいになるという話の通りでしたね。

とにかく産んだよ、私は。

さぁ、食べて寝るぞ。

これから授乳という戦いに備えねば。。。

 

続く〜!

第二子出産の巻 その1 高位破水

5月29日朝6時。

ん?なんか出た???

寝返りをうった時にお尻が濡れる感覚が。

もう入院予定日まであと2日だし、おりものも増えてるから念のためナプキンをして寝ていたのに、ズボンまで濡れている。

んー、また破水か???

 

しかし、水の量は極めて少ない。

ズボン濡れたけど500円玉くらいのサイズで濡れただけ。

第一子は盛大なお漏らしくらい濡れたから、これは破水じゃないのかも?

でもアンモニア臭くないしな。

破水…かもなぁ。高位破水ってやつかな〜。

色々ネットで調べて、やっぱり高位破水かも、と判断したのは8時50分くらい。

産院(榊原記念病院)に電話し、上の子にご飯を食べさせたり着替えさせたりして、自分もそれなりに準備し、タクシーを手配。9時35分にタクシーに乗り、産院に着いたのが10時頃。雨だ。

診察してもらい、やはり高位破水だろうとの事で、そのまま入院手続きへ。

一応来てみてよかったー!

私はGBS箘を持ってるので、感染症など気をつけないと、と思っていたので破水には一応気をつけていた。

陣痛無いし、なかなか判断難しいからこそ、念のため受診してよかったかな!うむ。偉いぞ自分。

11時頃手続きを終えて第一子とのハグをし、お別れの挨拶。「ちゃんと父とばあちゃんの言う事きいて、楽しく過ごしてね。よろしくね!」と言うと、とてもあっさりと「母、頑張ってね!バイバーイ!」ハグとKISSしてお別れ。

かなり前から説明してたからか、すんなりとお別れできた。これは母の私の方が寂しくなるかもな。

 

病棟に移動し、採血し、NSTをする。どちらも異常なし!感染症なども今のところ無し!息子もすこぶる元気!!!あれ?なんで入院してんだろ、私?!ってくらい普通。お腹も別に痛くないしね。

これは神様からのくつろぎタイムを貰ったのかも、と思い、ひたすらぼーっとしながらこのブログを書いている。

終わらせておきたかった仕事、終わってないな。(この時テレビ東京のシナぷしゅのアニメを制作していた)とか思うけど、息子の方が大事だし、仕方ないよねぇー。

 

12時頃お昼ご飯。お、美味しいじゃん!

美味しくなったと聞いてはいたけど、確かに病院にしては美味しい気がする!

 

温かいタオルを持ってきてもらい、身体を拭いて抗菌の点滴をし、あとは読書をして過ごす。

なんか、ゆったりしてるわー。

15時にサンドイッチのおやつ🥪

なんか無性に美味しい。

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本当に私、産むのか???

くつろいでいると、助産師さんが来て、「ご相談なんですが、明日研修生が2名、分娩に立ち合ってもいいでしょうか?」と聞いてきた。実は第一子の時もすごい人数(8人くらいいた気がする)が分娩時にいたので、ま、こちらとしてはお役に立てるならどうぞーという感じでオッケーした。

 

16時半ころまた点滴をするらしく、それまではどこにいてもよさそうなので院内のローソンの品揃えをチェックしたり、読書して過ごす。

陣痛早く来るように歩けばいいのか、破水だし安静がいいのかよく分からないけど、仕事以外にこんなにひとりの時間になったことが久々すぎて、何していいか分からないぃぃ!!!!

全然陣痛っぽいの来ないしな。

産科病棟は第一子がお世話になったNICUと小児病棟のある階と繋がっている。第一子の面会に通ったのが懐かしいなぁ。ホロリ。

16時半に助産師さんが来たので、過ごし方について聞いてみた。破水だから、基本は安静に。陣痛促進という意味では乳頭マッサージとかの方がいいかな、との事。今日はリラックスして寝ておいて、明日に備えることをおすすめされたので、再び読書にいそしむ。育児本は普段そんなに読まないけど、読むとなかなか面白い。

 

18時、夜ごはん!わお!さっきサンドイッチ食べたじゃん!と思いつつも、いつ来るかわからない陣痛に備えてここはひとつ、完食。

なんか自分のペースで静かに食べるご飯って久々。いつも娘と、「これはこんな栄養があってね、綺麗なお姉さんの素だよ」とか、「父のご飯は美味しいねぇー!」とか、「早く食べないと遊ぶ時間なくなるぞー!」とか話しながら食べるので、とても不思議な感覚。

 

20時、24時、朝4時と4時間おきに溶連菌対策の点滴。一応チョロチョロの高位破水でも破水なので溶連菌持ちの私としてはありがたい。ぐっすりは寝れないけどね。

おしるし的な出血と、ほんの少しの羊水チョロチョロが朝まで続く。ナプキンをトイレの度に交換。破水はシャワーや入浴できないので体を拭くタオルを持ってきてもらう。拭くだけでもかなりスッキリするので何回も拭いちゃった!

なんか軽くホテルにでも来るような気分。だって痛くないし、静かだしー。赤ちゃんも今少ない時期なのか、同室の子もほとんど泣いてないし。ぐっすり寝ちゃおう!

そうしてその日は本当に点滴以外すこぶる快適に朝まで寝るのと読書で過ごしましたとさ。

続く。

 

第二子出産予定まであと7日の記録

母らだの子育て備忘録として。つれづれなるままに。


死ぬような思いで(大きいし痛すぎて!)産んだ一人目。もう産めないかも…と思ってたけど、無痛という選択肢もあり、自分にも兄いるし、やっぱ兄弟姉妹がいるのはいいよね、という意見はパートナーとも一致してるし、頑張って2人までは育てようと決意。

年齢的に産む時は38歳。

一人目の娘が最高に可愛いから二人目も頑張れる気がして来たという事ももちろんある。

子育てが楽しいから、夢中になってる自分。

でも仕事もしたいからあまり遅く産むと子育てに時間使いすぎそうだし、3歳差くらいなら人生的にもなんとかなりそう!と思ってここまできた。

予定日まで7日。

まだ名前の候補も決まりきってなくて、ずっと実感が薄かったけど、確実にお腹は大きくなってきて、いよいよ、という感じがしてきた。

大変でも楽しい毎日が来る。

そしてそれが私の力になり、家族の力になり、幸せな日々をきっと運んできてくれる。そんな気がする。というか、そんな気しかしない!!!

第一子妊娠中は赤毛のアンシリーズを読んでいた。

今はゆっくり読書もできないけど、気持ちはアンのようにキラキラしてる。

季節の花を届けてくれるような息子になったら嬉しいな〜なんて思いながら、最後の健診。

 


今回は計画無痛分娩にしてみた。


第一子はできるだけナチュラルに産みたいし、人生経験として、世の母親の痛みや苦しみを一生に一度は味わうべきだと思って、自然分娩希望で、促進剤なども使わず、予定日ピッタリの破水スタートで産まれた。


しかし想像を絶する痛みで、しかも産まれた後にすぐ手術になったりして、心も体もてんやわんやしたので、第二子は現代医療の力を借りて、なるべく負担の少ない出産を選んだ。


無痛だと母親の回復が早いと聞いたし、計画無痛にすれば上の子を立ち会い出産の間、誰かにみててもらうのにも、深夜スタートとかになってバタバタせずにすみそう、という事で計画無痛に。


産院も第一子が心臓の手術でお世話になった榊原記念病院にして、NIPTも受け、小児心臓の先生にも心臓を診ていただき、安心して産める準備が整っている。


そのためか、いつ産まれるかとソワソワして泣きたくなるような日々ではなく、予定日に向けて徐々にワクワク楽しみになるという日々を過ごしている。


一度だけ前駆陣痛っぽいものがきてハラハラしたけど、それ以降は落ち着いていて、毎度だがつわりもほぼ無く、仕事もギリギリまでやれてるし、幸せな妊婦だなぁと思う。最後の健診でも、「血圧、体重、全て順調で、優秀ですねぇ!赤ちゃんのサイズもちょうどよさそうです!」と先生に褒められてとてもいい気分に笑


全ての健診に父と一緒に着いてくる娘は、弟の誕生をとても楽しみにしている。

10ヶ月全部の健診に来たんだから、娘もすごいなぁと思う。


「エオちゃん、弟くんをだっこしてあげるのー。あとはミルク飲ませたり、お風呂入れてあげたりするんだー!」

「3歳になったら、1人でご飯食べれるし、1人でトイレ行けるんだよって教えてあげるんだー!」

等、既に先輩風強めな娘。


さてさて、産まれたらどうなるのか、楽しみである。

第二子とコロナウィルス

基本的につわりなしのお気楽な妊婦な私、母らだです。

安定期前からUSJ行ったり、沖縄行ったり、個展したり、まぁ、大丈夫っしょーって遊びまくっていました。

しかーし!思いがけず妊娠20週で新型コロナウィルスに感染!!密になりそうな所には行ってないけど、考えられるのは吉祥寺駅でランチをした時くらい。。。恐ろしやー!

まずム父が悪寒を訴え、37度5分くらいの発熱。その後、娘が発熱。これは39度6分だったのでかなりヒヤヒヤ。熱性痙攣なるか???と心配したけど結局ならずに翌日には37度6分まで下がる。その後も微熱はあるものの風邪の症状はほとんどない。父も発熱から3日ほどでほとんど回復。しかし、そこから急に私、母らだが39度まで発熱。。。これは、コロナかも!!!

家族みんな立て続けに発熱した事と普通の風邪っぽくないのが怪しい。

しかも母は猛烈に喉が痛くなった後、見た事ないくらい青っ鼻が出まくり、保湿ティッシュの箱丸ごと全部1日で使い切った。。。飲んだ水全部鼻水になってるだろ、これ。。。

そして、ダメ押しの嗅覚障害が!!!大好きな春菊の白和えを食べた時、あれ?これ、春菊だよね?ほうれん草の白和えじゃないよね???ん?

匂いが、無い!!!!!!

慌ててコーヒーの入っている瓶の蓋を開けて鼻を近づける。あれ?何も感じない。鼻を突っ込む。あれれれれれれ???コーヒーの匂いが無い!!!!!

味はそこそこ分かるのに、匂いが完全に無い違和感。初体験。なんじゃこりゃ。

ム父に出産予定の病院に連絡してもらい(声が掠れて出なかったので)、コロナかもしれないのだけどどうしたらいいか相談。近くの発熱外来をまず受けてみる事を推奨される。

近所の頼れるご家族、Kファミリーが心配してすぐにコロナの抗原検査キットと食料を置き配してくれた。いつも本当にありがたくて泣ける。

父がまず検査すると、陽性反応。

だよねー、だよねー!コロナだよねー!

ワクチン打つとかかる気がするぞ、コロナ!!

旅行多めな我が家は、私が妊娠中だし、一応ワクチン打った方がよいかと思ってワクチン打ったけどあんまり意味ないよねー!ワクチン!

 

でも、ム父が軽症で済んだのはワクチンのおかげなのかしら?

私はその後2週間近く咳が続いて辛かった!

近くのコロナ対応内科を検索し、電話して発熱外来を予約。割とすぐ診てもらえたけどやっぱり陽性。だよねー。だよねー。妊婦で飲める薬は限られているから、漢方などで頑張るしかないらしく、カロナールと漢方で頑張る。のど飴も市販のヴィックスなどはあまり多用すると赤ちゃんに影響があるかも、という事で、ノンシュガーフルーツのど飴で喉の痛みを乗り切る。とにかく飴がないと咳が出まくるし喉が痛いので飴を初めて3袋も買った!!

10日くらい経つと咳と嗅覚障害以外の症状はほとんど消えた。熱も最初の3日間だけ。

妊婦は重症化しやすいと聞いてはいたけど、2週間咳してたのは辛かったなぁ。

あんまり咳が出るので途中から1人別室に布団しいて寝ました。(皆の夜の睡眠妨害になるのと、眠りにできるだけ集中して早く治すため)

健康に割と自信があったので長引いたのには結構ビックリしたし、気を引き締めなければ、と思った出来事でした。

コロナの影響はお腹の子どもには無さそうで本当よかった!(あと7日で出産予定ですが、母子共にすこぶる元気です)

 

妊娠中にコロナになってしまって不安な方の参考になれば幸いです。

溶連菌!?クループ?! 子育てブログ

健康って本当に大切ですよね。母らだです。

病気。それは突然やってくる。2歳直前の突発性発疹の時も大変だったけど、今回はそれ以上にめちゃくちゃ大変でした。。。

2歳3ヶ月の我が子(娘)の、謎の高熱が1週間続いた時の記録です。誰かの役に立てば嬉しいです〜。

 

初日。水曜日の夕方17時半頃いつもより反応が鈍い娘の様子で熱に気づき、はかると38度2部。その後20時には39度8部。過去に熱性痙攣を3回やってるので一応痙攣止めの薬(ダイアップ)を使う。結局高熱が下がらず翌日いつも行く小児科へ。おそらく溶連菌だろうと診断。

溶連菌の検査キットの線は我々には全く見えなかったが、先生自信満々で言うからきっとそうなのかも。

その後、薬を飲んでいるのに高熱が3日間下がらず。下がるのは解熱剤を使った時だけ。

本人は泣きすぎて発熱2日目から咳が止まらず声が枯れて、最高に不機嫌。30分とか、1時間おきに咳で起きてしまう。全然眠れない。新生児かよ!!!

あれ?これは突発(突発性発疹)より大変かも??突発は笑ったりする時間もあったけど、今回はずっと泣いてるぞー?!

熱はまいど9度近くあるし、咳をしすぎてついには声が出なくなり、ヒャーヒャーと、音にならないか細い声で泣くばかり。何言ってるか全く分からん!食べ物も食べれず、ヨーグルトと水ものしかとれてない。。。これはおかしい。もう一度病院だ!

 

発熱から4日目。土曜日のお昼にいつもの小児科で再診、副鼻腔炎との診断。

え?鼻はそんな詰まってなさそうだけど?

せき止めってもらえますか?と聞いたら、咳は悪いものを外に出すために咳を出すので、止めないほうがいいと言われ、咳止めはもらえず、シールタイプの呼吸を楽にする薬で様子みるようにと。これでも苦しそうだったら、連休入ってどこも休みになるから大きい病院にかかってください。との事。

えー!?でも咳が酷すぎだろー!夜は呼吸困難みたいになってるし、ダースベイダーみたいな音出てるし、昼は少しマシだけどさ、夜は咳で全然眠れないし。。。

でも診察の時に限って本人も咳をあんまりしないし、おとなしくいい子してるから咳のひどさが先生に伝わらなかったのかな。。。?

ま、先生がそう言うならそうなのかも。。。

しかし薬を変更しても全く病状は変わらず、夜はまた呼吸困難のような咳を20分近く続けたりする。

自分の咳で出たよだれをうまく飲み込めず、さらに咳こみ、軽く嘔吐するくらい連続の咳をする。

うーん、やっぱおかしい。でもまだ薬変えたばっかりだしな。もう少し様子みるしかないか。

しかし呼吸も苦しそうだし、救急とかで大きい病院行った方がいいのかなー?いつもの小児科の先生も、呼吸が苦しそうだったら大きい病院行けって言ってたしー、ってか苦しそうってどの程度なの?もう最初から苦しそうだったけど、これより上があるのか???しかし、このままでは気管支炎とかになりそうだし、高熱がこんなに続くの今までなかったし、何か大きい病気が隠れてるのかも???

 

色々不安が募り、泣き通しでヒャーヒャー言ってる我が子を1秒でもはやく救いたくなり、子ども救急#8000へ電話。

近くの杏林大学病院は全く取り合ってもらえず、武蔵野赤十字病院へ電話。電話口のお兄さんが優しくて泣けた。

しかし、電話してる最中に娘の咳が少し落ち着いたので、やはり救急は本当に命に関わる人だけ使うべきだよね、とも思って、受け入れてくれると言われたけれど、もう少し自宅で様子を見ることに。

その後も何度も朝まで浅い眠りを繰り返す。

 

7日目。祝日の月曜日。

まだ高熱が続き、解熱剤飲んでる間しか熱が下がらない。不機嫌は続くし、どんどん食欲もなくなり、水ものしか飲めない日々が続いている。咳も一向に減らないし、本人は疲弊して、「嫌だー、なんか痛いー、泣きたいの〜!!」と掠れた声で泣きわめくばかり。笑ってる時間も、遊ぶ時間(最初は絵本読んだり、ブロック積むくらいならできてた)もなくなり、ずっと泣きっぱなし。

三鷹市の休日診療が開いていることに気づき、電話相談。とりあえず咳止めだけでももらえたらもう少し眠れるはずだ!!眠らないと治らないし!!すぐに休日診療所(三鷹医師会館)で診てもらう事になった。その時診てくれた先生が、「喉頭炎っぽいね」と言っていて、え?なんすか?それ??ってなり、「まあ救急を使うほどではなさそうだけど、喉頭炎っぽい咳をしてるから、明日また小児科行って相談した方がいいよ。とりあえず咳止め使って、様子みてください」と言われ、はぁ、そうですか。。。コウトウエンですかー。熱もそのせいなんですかね?あれ?最初の溶連菌ってなんだったんだろー?謎も多く休日診療には限界があるのでとりあえず咳止めもらって帰宅。

喉頭炎、ネットで調べたら犬がなくような、オットセイが鳴くようなケーンとした高い咳の音が特徴って書いてあり、あ!まさにこれだわ!!ってなりました。

 

その夜、また熱が9度まであがり、咳こみまくって嘔吐。もうこれはどうせ明日小児科行くつもりなんだし、最近は小児科どこも予約取れないから診察してもらえるの何時になるか分かんないし、今、救急行ってやる!!!と意気込んで武蔵野赤十字病院へ電話。優しい電話交換台のお兄さんに事情を説明。申し訳ありませんが発熱新規外来はコロナもあるしお断りしております。と言われたけれど、粘って説明したら受け入れてもらえた!!!

これでなんとかなるかも!という期待でタクシーに乗り込む深夜2時。咳こむ我が子よ、この際大きい病院でちゃんと調べてもらおう!!

 

意外にも空いている印象の救急。3時くらいに軽い診察。3時半くらいに問診。やはり高熱が続くのが気になるから血液検査などしましょうと優しい先生。4時過ぎにレントゲン。少し白い部分があり、気管支炎のちょい手前らしい。でも咳の原因は気管支より喉頭部分で、咳の音からしてもやはり喉頭炎(クループ)だろうとの事。そんな訳でステロイド吸引。ステロイドは加湿器のようなミストを吸引するだけの簡単な方法なので2歳の我が子でもできた。そこから寝たり起きたり繰り返し、7時前頃から点滴。血液検査の異常は全く無し!とりあえずヤバイ病気ではないと分かっただけでもよかった。もちろんコロナも陰性。その後も点滴して診察は10時半くらい。明るいよ、外。。。2時に家出て8時間半かぁ。。。

そして待ちに待った診察の結果……

原因不明!!!!!

え、そうなの??

分かんないの!!!!

じゃあどうしたらいいのー???

とりあえず薬のんで、金曜日までにまた悪化したら再度病院に来てくださいとのこと。

泣くと喉腫れるから、できるだけ泣かせない。あと加湿。それで見守るしかないそうな。。。

この時処方された内服のステロイド(デカドロンエリキシルという強そうな名前のシロップの薬)は2日分。2日で治るのか?とその時は不安でしたが、その後確かに2日で充分回復したような気がします。

 

13時半に帰宅。疲弊する親子。

その日の夜は疲れ果てたのか、ステロイドで少し喉が楽になったのか、久々に21時から深夜3時まで続けて寝た。そこからは時々咳で目覚めて泣くけれど、疲労が勝ってまた眠るを繰り返す。

 

水曜日。発熱から丸1週間。

ついに解熱剤無しで熱が37度2部まで下がった!!!これで熱性痙攣の恐怖は一旦なくなったぞ!!!!!

それにしてもステロイドって疲れるのか、我が子はコンコンと眠りまくる。昼夜問わず眠いようで、物にもぶつかるし、フラフラしてるし、何言ってるか分からない事もある。我が子は2歳にしてはかなりまともに話す方なので、会話が成立しないのは違和感しかない。

起きている時間も抱っこをせがむし、抱っこ状態の方が呼吸が楽なのか、抱っこのまま寝る事もしばしば。なので側を全く離れられない。

でもここで母の中で悟りが開かれた。

娘本人が1番本当に辛いんだから、私は全部受け止めてあげるべきだ。腕がもげるまで抱っこするし、イヤイヤ言ってても慰めてあげないと!きっと体力を消耗しきって、今はワガママを言いたいし、物を投げたくなったり、人格変わったみたいになるのも仕方ないよね。

やっぱり人間は動物なんだから、食べれない、眠れないとなれば、凶暴になったりするよね。

1秒でも早く、元の元気で前向きな娘に戻れるようにサポートするのが母の役目だよね。

 

なーんて寝不足の頭に悟りが開かれたら、母自身は辛くなったりイライラしたりしなくなりましたとさ。

 

水曜日の夕方から食欲がほんの少し帰ってきて、なんと、納豆巻きを食べたいと言い出した!すぐに父を走らせ、コンビニでとりあえず納豆巻きとおにぎりを買ってきてもらって渡すと、た、食べた!!!

納豆巻きをまるっと一本食べた!

それでこそ我が子!!!(我が子は健康時めちゃくちゃ食べる方です)

嬉しくて涙出ました!!!

あー、救急使って大変だったけど、行ってよかった!としみじみ思いました。きっと点滴で脱水も治ったし、ステロイドで喉が開いたから食べれそうになってきたんだろうなー。うんうん。やっと回復してきた感じだなぁ。

 

そして、夜の薬を飲ませている時、心がしびれる瞬間がきました。

我が子が掠れた小さい声でこう言ったんです。

「母、優しくしてくれて、ありがと」

 

!!!!!

 

泣ける!!!!

泣けすぎる!!!!!

「こちらこそ、ありがとう。一緒に頑張って病気治して、早くいっぱい遊ぼうね」

とうるうるしながら薬を飲ませたのでした。

 

 

木曜日。発熱から8日目。

咳の量がかなり減り、ダースベイダーもいなくなった。少しずつ会話が成立するようになってきた!!しかし、ここへきて何故か鼻水が出てきた。鼻水が喉にたれて、咳がまた出始めている。

しかし、このくらいの咳と鼻水は普通の風邪と変わらないくらいだからきっと回復してきている過程だと信じるしかない。

 

食欲も帰ってきた!

なんと、昼ご飯に父が作ったレモンクリームパスタを食べたいと言い出し、麺の部分だけ食べたのだ!!!

 

そして夕方に、何が食べたいの?って聞いたら「エオちゃんは、父がつくったごはんが食べたいの。」と。

泣けるその2!!!!

かなり話せるようになってきたand父のご飯食べたいって言った!!!!!そういえば咳が出ないように、ヨーグルトとか蒸しパンとか喉に染みなそうなものばかり選んで食べさせようとしてたな。納豆巻きも買ってきたやつだったし。。。

そこで、夜はみんなでお好み焼きを作りました。娘はたまごを割ったり、まぜまぜする係。

そうして作ったお好み焼きを、た、食べた!!!!

素晴らしい進歩!

まだまだ咳も出るけどこのくらい食べれたら治りそう!!!本人も食べれて少しずつ元気を取り戻してきた感が。

 

金曜日。発熱から9日目。

ついに笑うようになった!!!

明け方は咳き込んで泣いて目覚めてしまったけど、朝ごはんはホットケーキが食べたい🥞と自らホットケーキ作りに参加。たくさんは食べれなかったけど、意欲が帰ってきて嬉しい。無。みたいな顔してる時間が減ってきた。

午前中はベビーカーで近所を散歩。熱も下がったし少しは外気にもあたらないと。昼寝もたくさんして、昼ご飯に冷やし中華の麺だけモリモリ食べ、かなり回復してきた様子。

夜ご飯もお好み焼き、ふりかけご飯、カボチャスープ、もずくスープ、マカロニサラダ、とうもろこし、ぶどうなど少しずつではあるけど色々食べられ、本人も「治ってきたよー」って言いはじめたから本当に治ってきたのだろう。

 

レゴムービーを気に入ってめちゃくちゃ何回も見てる。掠れ声で「エオちゃん、全ては最高〜♪が好きだの。」と。

それからサーカスが好きなので、シルク・ド・ソレイユの動画を見せたら60分飽きずにすごいねぇー、などと言いながら全部観た!

集中力なども戻ってきたみたい。よかったー。

普段あまり映像を見せないけど、こういうときは映像が安静にできていいですね。

 

咳もまだ出るし、鼻水は水っぽいサラサラのが出まくるけどこのくらいなら普段の風邪と同じくらいかな。

あとはこれが治るまで何日かかるか。。。

完治したらまた追記します!

 

うつされないためにしてた事

余談ですが、母が娘から風邪をうつされない為にしていた事です。うつされたらおしまいですから皆様気張っていきましょう!

  • こまめな水分補給
  • 子が寝たら寝る
  • イソジンうがいを1日1回はやる
  • 子と食器など分ける
  • 食べ残し、飲み残しは神様に謝って捨てる
  • 服を着替えまくる(咳や鼻水つくから)
  • 寝具をタオルやガーゼで包み、毎日交換する

 

参考になれば嬉しいです!