やっほやっほやっほやっほ!やっほー!!!
前回のブログでラムセス3世や海の民についてさらっと触れましたが、今回はより深く書いてみます。
メディネット・ハブ神殿というラムセス3世が建造した建物があるのですが、ここの壁に下記のような浮き彫りがされています。これはラムセスが「海の民」をやっつけたシーンの記録。ラムセスが建造を命じているのでいろいろ大げさに記述されている可能性大ですけどね〜。
僕が調べた限りでは「海の民」には”ペリシテ人”チェケル人”シェクル人”などなど混合民族の集まりでした。
ここでビビッときたのですが、ペリシテ人…。どっかで聞いたことあるってことで調べました。
そうです。旧約聖書サムエル期に書かれているダビデの話に出てくる巨人”ゴリアテ”もペリシテ人なのである!!なんと!!”ゴリアテ”といえばラピュタの軍の飛行艇の名もこれですね。
この話滑稽なんだが、内容をざっくりと説明いたしますと、、、。
昔むかし、イスラエル人たちはペリシテ人との戦いを繰り返していた。
ペリシテ軍は、3mもあるゴリアテを引き連れていてかなり調子に乗っていた。
「おらおら!イスラエル人かかってこいよー!!」
そんなデカすぎる巨人を前にイスラエル人はびびりまくり。そりゃそうだ。そこにダベデが現われる!!!
上の画像のとおり、ひょろひょろのダビデがゴリアテに決闘を申し込むとペリシテ人達は大笑い。
「ギャーッッはっはっは!!!もやしっこに何ができるんだー!!」おそらくバカにしまくり。多分。
でも怯まなかったダビデは言いました。
「私には主がついておられる。お前たちは我々の手に落ちるづら!!」
そう言って、滑らかな石をゴリアテに向けて投げた!!シュ!!いや、主!!!!!
ゴーーーーーーーーン!!!滑らかな石はゴリアテの頭にめり込み、ゴリアテ倒れる!
その後、ゴリアテの持っていた剣でダビデはゴリアテの首を切る!
よっこらしょっと!
これによりペリシテ人は総崩れし、イスラエル軍が勝利をゲットする、という話です。
前置きは長くなりましたが、このペリシテ人がラムセス3世と戦う”海の民”と共通しています。なので、今回のアニメでも、もちろんペリシテ人は登場しますが、もっと構成をおもしろくするために”ゴリアテ”にも登場してもらおうかなと思ってます!本当は出てこない!
首は切らないけれど、ちょっととぼけた悪役?みたいにしようかと思ってます。
海の民の戦いの図を見ていると”海の民”の格好が本当におもしろい。
特にこいつ↓
頭にお花みたいのついてます。これはイカす!絶対アニメでも登場させたいと思います!
ペリシテ人はこんな感じでトサカ風。
これもいい!即採用!
その他の悪者として「頭が魚」という奴らも登場させるつもり。この意図は画面を愉快に。そして、分かりやすくするため。
通称「ギョヘッド」。サカナヘッドではないのでお間違え無く。これは海の民という名前からインスパイアされているというのももちろんありますが、他にもおもしろい話があるんです。それはまた今度書きます。もう眠い!!
↓エビヘッドもいいな〜!こりゃおもしろい!!
そんなかんじでいろいろスケッチを繰り返しながら、登場人物を決めている所存です。
古代エジプトは本当におもしろい!このおもしろさみんなに伝わればいいな〜!
それではまた!アデオス!!おやすみ〜