インドビザって大変だったのね!
この記事は東京のインド大使館でイラストレーターがビザをとった際の記事です。個人でビザを取る方の参考になれば嬉しいです〜!
【目次】
イラストレーターはツーリストビザではなく、ジャーナリストビザ!?
インドビザは個人で申請した方が安いし直接大使館に行く方が何かと勉強になるかと思い、代理店に頼まず、オンライン申請後直接大使館へ行きました。
※インドビザはオンラインで書類を作成し、プリントアウトして大使館へ持っていきます。オンライン申請のしかたはこちらを参考にさせていただきましたが、私が入力した時点ですでに質問事項の順番などが変わっておりましたので気をつけて入力してください。また、プリントアウト時はバーコードの切れに注意してください。私は97%で出力しました。
ドキドキの申請!
インド大使館は東京だと九段下にあります。
9:00〜受付開始で私たちは9:20頃ついて、ビザ申請待ちは15番目。
入り口でカバンの中身を見せて、ノートに手書きで入館時間を記入。
郵便局にあるような受付番号を取り、呼ばれるのを待ちます。
そして書類を渡して再度名前を呼ばれるまで、なんと50分もかかりました!
カンボジア大使館とは大違い!ほーう。
そして晴れて呼ばれた(窓口で小声で呼ばれるし、なまっているので名前を聞き漏らさないように気をつけないと気づかない)ものの、このような女性に
「ちょっと聞くね〜。えー、なんの、仕事をしてますか〜?」
と言われ、
「絵や、絵本を描いています。イラストレーターです。」
と言ったら、
「ライター?スケッチしたりする仕事?
ん〜、もしかしたら、普通のツーリストビザじゃなく、インドではジャーナリストビザになるかもしれないからちょっと待ってて〜。」
と言われ、そこからさらに待つことに。
あー、ライターという職業選択が間違いだったのか。ピクチャーブックライターって書いてもジャーナリスト扱いなの?でも他はアザーくらいしか選べるのないんだもんな。。。
オンラインのインドビザ申請の職業欄は選択式で、イラストレーターとかアーティストという欄はないのです。
働いてない人に見えるよりはいいだろうとライターを選んでしまったからなぁ。。。
そんな事をもんもんと考えていたらまた呼ばれ、
「もう一回聞くね。絵を描いたり、文書いたりする仕事なのね?」
「はい。絵本とか、絵を描いてます。」
「でも今回は観光なんだよね?」
「は、はい。(ま、取材と言えば取材だけど、そんな仰々しいものではないし。。。)」
「じゃあ、ジャーナリストビザに変えるから、ここを書き換えて、この紙にサインしてきて。ジャーナリストビザは三か月しか有効期間がないから、またインド行く時は申請してもらわないといけないけど、オッケー?」
「あ、なるほど。オッケーです。」(選択の余地はないのでは???)
結局ジャーナリストビザにかわり、取材としてでなく、観光に徹しますという誓約書を書かされてしまった!
でもさ、描きたいでしょ、普通、絵描きなら!そして描いてもわかんないっしょ!
インドビザはちょっとミスがあると申請をやり直させられると聞いていたので出直しかと思いきや、手書きでツーリストビザをジャーナリストビザに書き換え、横にパスポートと同じサイン(漢字)をすればオッケーだった。何度もやりなおしさせられるかとヒヤヒヤしたが、ここは意外と手書きでいいんだなと驚き。
こうやって書き換えて、横にパスポートと同じサインをさらに書き込む。
ピンチ!代理署名は通じるのか?!
ジャーナリストビザにサインをするとき、なんと、ムトウ氏は次の打ち合わせに行ってしまい、はらだのみ。ここは真面目に「もう1人はいなくなりました、、、。」というべきか。うーむ。でも、何度も来るのはめんどいし、ただサインするだけだし。
ドキドキしながら熟考。
、、、、ドキドキ。ドギマギ。バクバク、、、。
と、インドおばちゃんに話しかけられる!!!
「あれ?もう一人は〜?」
ヤバス!!!!顔が引きつる、はらだ。
「あ、今、外にいます〜。」(にっこり)
口から出まかせ、とにかく、とっさの判断でごまかすはらだ。
「うん。あ、そ。」
あれ?あんまり気にしてない感じ!!ふ〜。よかった〜〜。
そそくさと遠い机に書類を運び、誓約書にサインする。サインも心なしかムトウタッチに似せて描く。
(まるで映画のアルゴ的なドキドキ感★)
何食わぬ顔で提出し、受け取り時の控えのサインもムトウになりすまして書いたらちゃんと通った!!!
やー、これでやりなおしだったらきつかったな!
(良い子のみんなは真似しちゃダメだよ!!)
気になるお値段
ビザはツーリストビザと同じ1200円と手数料の350円
合計1550円
結構安いですよね!
受け取りまでパスポートを預けっぱなしになってしまうので不安な人はちゃんとコピーを取ってから預けてくださいね!
ビザ受け取り
受け取りは基本本人が行きます。 最近だと申請から二日営業日くらいで受け取れるようです。申請時に渡された引換券を持って、16:00〜17:00に受け取りに行きます。
私たちは16:20くらいにつきましたが17:00ギリギリの引き換えでしたので、早めに行くのをお勧めします!
ビザ申請のポイント
・まずはオンライン申請の内容に間違いがないようにしていくこと
・必要書類(Eチケットのコピーや写真など)をきちんと確認して持っていくこと
・お金をぴったり渡せるようにしていくこと
・何が起こっても冷静に対応すること!!!
インドビザを取るところからインド旅行が始まるとも言うそうですが、これもなかなか味わえない経験と思って楽しむくらいがちょうどいいのかなと!
後で色々調べていて驚いたのですが、出版社に勤めている方、新聞配達員までがジャーナリストビザになるそうです!営業だろうと、配達だろうと、広告出版物にかかわる人はみんなインドではジャーナリストのようです!
必要書類や情報などはコロコロ変わるようですので大使館のサイトを確認してくださいね!
Welcome to Embassy of India, Tokyo (Japan)
ではでは、11月8日からインドに行ってまいりますのでその他のインドの今もお伝えできればと思いますのでチェックよろしくお願いしま〜す!