uwabami days

アーティスト活動を生業とする三鷹在住アートユニットuwabamiの日々

ヴィクトリア&アルバート博物館

今日はヴィクトリアアルバートへ。
何やら装飾にまつわる作品がたくさんあるとか!ネタがたくさん転がってそう!ということで早速行ってみる。
ロンドンは大英博物館しかり、ナショナルギャラリーしかり、ほとんどの館がでかい!きちんと見ていたらとても一日で見尽くせないよ〜。
今回もパーっと館を見て歩き、気になったものをじっくり見る方式で。こりゃ痩せるぜ〜。
歴史をちょっとご紹介。
この博物館は元来装飾博物館と呼ばれていたらしい。約450万点の作品、展示室が145もあるんだって!1851年のロンドン万博で儲かったお金でヴィクトリア女王の旦那のアルバートおじさんが頑張って開館したらしい。そうか!だからその名前なのか!!!

洗練された柄

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↑この画像はホテルのロビー
イギリスに行って感じたのが、柄の文化がすごく洗練されていること!こんなにガラガラしているのに、落ち着いた空間が作れるとは、相当なデザイン力のある国だと思った。
その現代デザインの祖といわれているウィリアムモリスの部屋もあるみたいで、ヴィクトリア&アルバート博物館 、こりゃー絶対見なければ!
 

極上のブレックファスト

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NY、ルーブル、世界中の美術館で名作を見るのはもちろんだけど、密かなuwabamiの楽しみはミュージアムのカッフェに行くこと。海外の博物館・美術館は建物自体が芸術品、そんな空間でご飯を食べる感覚がとても好きなのよ〜。もっと名画の前でご飯とかできるようにならないかな〜。超VIPにならないと無理かしら〜??
 
この部屋、実はモリスの壁紙満載のモリスルームではないとのこと。モリスルームは隣の部屋だった。覗いてみると、、、
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確かにモリモリしていた。僕たちが行った日は昼しか?やってないらしく完全予約制。なのでチラ見で写真だけ撮ってみた。
本物のモリさんルームで食べれなかったので残念だけど、隣の部屋もモリスと引けを取らないほど美しい!ごはんが100倍美味くなるわーん。キューティクル見えたもん。
 

作品をどうぞ

この日は時差ボケが影響してすこし体調がすぐれなかったので流し目に作品を見ました。
気になったものをアップしますねー。

吹き抜け部分に楽器

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潰された楽器が綺麗に吊されてる!ただの吹き抜けなのに、一層空間があるように見える不思議さ。湖に反射している夕日をみている感覚に近かったかな?そして、写真ではわかりにくいけれど、テグスがたくさん張り巡らされていて、それも不思議さを醸し出してた。

多分だけど、この作品はこの場所に合わせて作られた作品に違いない!このようにその場所のためにわざわざ作った作品って作品とみている人と作家の距離が変化するから僕はすごく好き。
 

デッサン会

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メトロポリタンでも、テートブリテンでもよく見た一般の人が参加するデッサン会。
みなさんとっても真剣に取り組んでてとても良い雰囲気。下手とか上手いとか気にするのではなくて、モチーフを描くことを素直に楽しんでいる感じがしてすごくよかった。
日本でもこういう機会がもっと増えればいいのに〜。そして、下手とか上手いではなくて絵を描くことを素直にやってみる、楽しんでみる人がもっと増えたらいいのにな〜。
 

しらす?

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しらすの塔??
いやいや、実はこれ女性の体でした。全部頭がないけど、、、。どんなメッセージあるのか全くわからないけれど、密度がすごくて見入った!

階段も丸ごと展示しちゃうZE〜

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歴史的に古い建物かしら??どこかの町のおうちからそのまま持って来たんであろう螺旋階段。登りテー!!

ボディバランスたるや

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お顔でっかくないですか!?
顔のパーツ集合しすぎでないですかい!?
これが当時のいけてる肖像画なのかな〜?謎は深まるばかり。

動物たちが旗持ち

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この作品とっても好きだな〜。
なんのマークかわからないけれど、擬人化された生き物が旗を持っているんだよ〜。
多分木彫りだと思うのだけど、ガツガツ削っている感じが勢いに見えて?素晴らしい〜。楽しい〜。作りたい!

でっけぇ部屋

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そう、それはでっけぇ部屋。
 

装飾パターン美しいものばかり

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こちらはモリモリモリス先生の作品。

デザイン画の脇のメモがリアリティー!

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装飾の写真全然アップしていなかった!
このベスト欲しいな〜。誰かプレゼントしてくれないかな〜??笑。

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とにかくね、こんな美しいパターンの展示のてんてんてんこ盛りよ。きっとはらだの脳みそにいろんなパターンが刷り込まれたと思うな。次回作が楽しみ〜!

ということで今回はアデオス!