ボンジュール。
さて、2日目はピカソ美術館とポンピドゥーセンターをメインにバスティーユ、マレの辺りを散策しましたよ!
真ん中から見て右上の方ね。
【目次】
サンス館
最初に行ったのは可愛いお屋敷、サンス館。15世紀の個人住宅ですって!こんな家に住んでいたのね。ステキだわ!
赤い窓枠がかっこいい!!
屋根マーク。
見てください、この屋根のなだらかなカーブ。
こういうところで印象が柔らかく感じるのでしょうね。
今は図書館として使われているそうです。
静かで気持ちのいい場所でした。
おや?この家、歪んでるぞ!?
この細い路地を抜けてみよう!
なんだか探検みたいで楽しいぞ!!!
ロジエ通りのファラフェル
ロジエ通りのユダヤ人街を歩き、ファラフェル(?)というおいしい食べ物を食べました!30年以上続く老舗なんだとか。
レジのお兄さんに「ファラフェルスペシャル、めちゃめちゃ美味しいよ!」と流暢な日本語で語りかけられたので、なんだか嬉しくなりました 笑
お味は「めちゃめちゃ美味しいよ!」でした 笑
ひよこ豆のコロッケがいい感じで、揚げ茄子、トマト、キュウリなど野菜たっぷりのピタパン!
腹ごしらえしてピカソ美術館へ!
ピカソ美術館は「サレ館(塩の館)」と言って、17世紀の塩の収税をする人が住んでいたそうです。
では、ここからはムトウ先生の作品解説です!
さぁ作品解説だ!
ピカソ先生は作品数がとにかく多い!!箱根にも作品がたくさんあるくらいだから世界中にたくさん作品転がってるんだろうな〜。作品数も多いけれど、その作風の種類もたっくさんあって、いろいろ試行錯誤を感じる。
もりもりの女性
例えばこのもりもりとした女ね↓
キュビズムが始まる前の若いときの作品だと思われる!詳しい事は自分で調べて!笑
顔のいろんなパーツを強調し始めたときではないでしょうか??
ファンキーな仮面
これ↓は仮面らしいぞ!!
男女の形
これはきっと晩年の作品だと思われる。
銃をもった兵士たちが素っ裸の女子供に向かっていっているな〜。
兵士達のもりもり感とか強ばっている姿勢が女のまるっこい形と反発し合っている感じありますな〜!
KISSのリアリティ
これもおもしろいね!
KISSってタイトルだぞ!そのまま!
よく見ると青緑色の歯垢がついている、、、。
謎のリアリティ。。
ひょっとこみたい
ピカソさんと民族衣装とか、仮面のかかわり合いはよくわからないけれどこの手の作品ちらほらあるな〜。
まるで日本のひょっとこみたいだ。
どうでもいいんだけれど、僕の高校時代からの友人””松本””に激似なのは、運命のイタズラでしょうか。
銅版画と額
ピカッソーは銅板とかもやってたみたいだね!銅の版画ね。
う〜む。なかなかおもしろい。
作品もすばらしいけれど!ごめん!どうしても気になってしまったことが!!!
この額、世界堂とか青葉画荘でも売ってそう!!!!無礼な発言ごめんなさい。
ピカソ美術館をめぐっていて気がつくことが!
ピカソ美術館は、オルセーとか他の美術館と比べるとなんだか居心地が良かったんだよね〜。
湿度?明るさ?
uwabamiの予想ではきっと湿度ではないかと判断!
この↓木の梁も漆喰みたいな壁のおかげで日本と同じような空間になったんでしょうな〜
「軟体人間〜喜び〜」
以上、ムトウ先生のピカソ解説でした!
貴族の館でくつろぎタイム
ピカソ美術館の後はマレの貴族の館を眺める散策。
こんな庭があったり
広場ではみんなくつろいでます。
マレ地区からポンピドゥーに向かう途中、パリ市庁舎を通りました。
なんじゃこの市役所!?県庁と市役所を兼ねているそうですが、それにしても、もはや城じゃん!?
ポンピドゥセンターへ!
ここからまたムトウ先生にバトンタッチします!
ヘイ!!おい!!
続いてポンピドゥ芸術センターへ。
ここは簡単にいうと仙台メディアテークみたいになっていて、図書館が入っていたり、展示スペースがあったり、音響施設があったりするところ。20世紀の美術作品も多くあるのでさっそく行きました!
こんなかんじの鉄骨まみれの建物でございます。
長い長いエレベーション。
ムトウ先生の直感作品解説
20世紀の美術作品をざっくりと説明すると印象派のあとに出て来た作品で、今までの絵画の概念を壊しまくった作品がいっぱいある。だから僕たちから見ると理解不能だったり、「こんな絵誰でもかけんじゃん!」と思ったりする。
↓これはキュビズム作品。布をすっと出しているけど、カクカクした絵作りがおもろいな〜
これは1900年頃の作品、エッフェルをしたからズゴーってみてるね〜。
今見るとなんてことないポスターみたいな作品なんだけれど、この時代では珍しい構図だったんじゃないかな〜??予想ですが!
これもポスターっぽい。
イラストレーションの概念もこのころから出て来たのではないでしょうか??
マルセル・デュシャンの「泉」
これはマルセル・デュシャンの「泉」の複製。(当時のサロンに出された本物は現存してない)
この人はとってもおもしろい人だから調べるといいよ!これそのものはただの便器なんだけど。
「これも芸術っしょ!!」っていい出したから時代に名を残せたんだよ!
その時代で「これも作品です」って言えるってとても新しい概念だったようです!すごくかいつまんで説明しました笑
マルセルさんがそんなこと言い始めたから、後の時代はもうわけわからんアートがたくさん出て来た!芸術爆発!!
「何がアートなのか、境目とか全然わかんないし!!もういろいろやってみる!!おい!!!」
と言い始めた芸術家達は新たなアートを求めて試行錯誤しまくり!↓んでこういう謎の作品が出て来た↓
↑作品として何がいいのか全然わからん。
↓模索しまくる芸術家達(たぶん)。これはこれでエジプトの壁画のようで楽しい!
広告の切り抜きを羅列して芸術的なおもしろさをさぐっていた人も↓
細長いよ、ジャコメッティさん
ジャコメッティの作品!ジャコメッティはスイスのお札にも描かれているおじさん。
このひょろ長い像見た事無い?
はらだと比べるとこの大きさ!
この辺りだとかなり現代に近づいて来ました!
もはやかわいい作品が増えて来た!
ここは超防音の部屋。音が壁に吸い込まれていくので変な空間になっている。
音というより、空気が壁に吸い込まれている感じがしてとっても不思議で落ち着く空間だった。おもしろい〜
「これも芸術じゃない?」っていい始めた人の作品なんだろうな〜。
まぁオレンジの照明がきれいだわ〜
ポンピドゥーセンターのココに喝!!
いろんな作品があって、アートの潮流もわかっておもしろいポンピデゥセンターなんですけど、いけすかない部分が何個かあったぞ!特に便所!!
女便所か男便所かわからん!!すごくわかりにくい!!
細かいけど、ここは思いやりとしてもっとわかりやすくしてよ建築家のおじさん!!
しかも男便所には小便器が無いですよ!
あれ??男便所と女便所間違ったかな????
ムトウ氏は何度もトイレに困惑した様子でした。
その後、北マレに行きましたがその話はまた今度書きます!
ではまた明日もお楽しみに!
おるゔぉわ〜
「今日の1枚」
ポンピドゥーセンターで卓球を何時間もし続けるおじいちゃん。
来館したときから帰るときまでずっといました。
汗だくでした。