uwabami days

アーティスト活動を生業とする三鷹在住アートユニットuwabamiの日々

いりやまさとし先生とぴよちゃん絵本

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いりやまさとし先生の絵本ワークショップに参加してきました!ぴよちゃんシリーズは世に出て20年で1000万部突破!どんな風に作品を育てていったのか、色々気になるー!

いりやまさんとは、奥様とお仕事をご一緒した事もあり、すごーく久々の再会でしたが、ちゃんと我々を覚えていてくださり、感動しました!

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最初はピヨちゃんのお歌🎵

娘3歳はワークショップ参加の中では多分最年少。もちろん赤ちゃん連れの方もチラホラでしたが。15組くらいの幅広い年齢の方がギャラリーの中にギュッと詰まってワイワイ参加。

みんなで歌って、いりやまさんはギター伴奏。素敵なギターとスーツで、流石作家さん、まとう空気がいい空気。

お歌でほぐれたところで、ピヨちゃんの描き方大公開!リアルダミー本は、かなりしっかり作り込まれたダミーで、色指定やしかけのギミックも作られてた。

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自分が「これはいいのができた!」と、気に入った作品でも、編集者さんが気にいるとは限らないので、たくさんダミーを作る、と言っていたのに共感and尊敬。ダミー本に愛を感じました。


ピヨちゃんはパステルで描かれていて、私も小さい頃(中学生くらいかな?)描いていた描き方によく似ていて、なるほどでした。私はステンシルブラシのようなブラシで描いてたけど、いりやまさんはコットンで描いていて、練り消しで色を抜いたり、目を入れる時の迷いのなさは流石に慣れてらっしゃると、感動。

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あっという間に描かれたピヨちゃんに娘も真剣な眼差し。実際はなかなか時間のかかる描き方だけど、ここではサラッと描いてらっしゃいました。

 

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その後はハートのフェルトに絵を描いたりシールを貼るワークショップ❤️

娘はこういうクラフトが大好きなので、黙々とシールを貼りまくる。その間に少しいりやまさんとお話できて、8ヶ月の息子を抱っこしてもらう。いりやまさんの上の息子さんは今21歳だそう!「懐かしいなぁ、この感じ。」と息子を抱っこしてくれました。

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ちゃんと我々を覚えていてくれた上に動画を作っている事なども気にかけてくれていて、連絡先を交換させてもらい、今度また近々お会いできそうな予感!!ありがたい!先輩!

ぴよちゃんは上のお子さんが生まれた頃に作った作品だそうで、やっぱり子供にダミー本を読ませてたそう。我が家と同じね。そう思うと、生の声がきける今は絵本作りに最適な気がするなぁ。とやる気があがる!

子供ができると絵本への意識が変わったな、としみじみ思う今日この頃。自分の子供に描いた絵本が世界中で読まれて1000万部以上って、すごいよなぁーと本当尊敬。そんないりやまさんは心が透き通る少年のような物腰。日々アイデアにワクワクして、絵本の世界を生きている感じ。

自分も今、絵本に再び意識が向く中、子育ての中からヒントをたくさんつかんで、ストックを増やそうと思った。実際今3件くらいの絵本企画を進行中!どうなるか、楽しみ!!

こういう話の間もちゃんと待っててくれる娘に本当感謝。遊んでくれた学研の皆様にも感謝。あ、息子もね。泣き叫んだりしなくてありがとね。

母ちゃん、いい作品を残せるよう、頑張るね!!や、一緒に頑張ろうね!!

サイン会の合間、娘に「いりやまさんは絵本を描くお仕事をしてるんだよ。」というと、「私も絵本描いてみたい!」と言われて、あぁ、こういう素直な感想が子どもらしくて素晴らしい!と思うのでした。

「じゃあ一緒に絵本作ろうか。どんな絵本を描いてみたい?」と聞くと、「タヌタヌ探偵みたいな本!」と言われ、親の絵本好きなのか、親に気を使ってくれたのかな?と笑えてきて、ほっこりして帰ってきました。

今回見たパステル使って絵本のダミーでも一緒に作ろうかなあー(^^)

本当、久々に作家さんに会えていい空気いただきました!感謝だなぁ。