ヤッホー!ムトウでございます〜。
ズドラーストヴィチェ(こんにちは)※覚えたて
トレチャコフ美術館知ってる?
1851年に、モスクワの商人で工場もちのトレチャコフ兄弟が自宅に開いた美術ギャラリーが発祥らしい。兄弟がロシア美術の作品を集めまくり、その後美術館になったんだって!ロシアの作家の作品ばかり集められているところだから、ロシアに行ったらここには行かなきゃね!行くまで全然知らなかったけど、、、。ハラダさんのお友達に教えてもらいました〜!
【目次】
美術館行く前にちょっと散策
今回はHISのツアーでロシアに来てます。ツアーって自由度低くて微妙かな〜と思ったら”離団書”というのにサインをすれば、個人でウロウロできるんです!この日のツアーのスケジュールではかなり早めにホテルに戻る予定でした。それではもったいないのでuwabamiは個別行動!
赤の広場というモスクワの中心部からポクポク歩いていたら何やら楽しげなステージが出てきた!
『ズンチャカズンチャカ クルクルポ〜ン!♪』
的な音楽流れておりました。子供の発表会かな?
その近くに地図には載っていない橋を発見!何だか楽しそうだぞ!
この橋で結婚式の写真を撮っている男女がたくさんいましたー!幸せ橋だな。
ん?ナンダコレハ!?どこかで見たことあるぞ!
そうだ!パリに行った時にオルセー美術館の近くにあった橋にも同じようなのあった!カップルが愛の証として鍵をこの木にくっつけているんだな、きっと!鍵はどうするんだろう?川に投げ込むのかな??
さ!本題へ!トレチャコフ美術館本館
本館の入口はこちら〜。すごい!!とてもいい顔してる正面!
建物を作る上でファサード(建物の正面のデザイン)はとても重要だと思う!
すごく単純だけれど、目立つ外観をしていないと建物の印象が残らない。しかもロシア人の作品だらけのここは世界的に見ても特異だからなおのこと!ヴィクトル・ヴァスネツォフさんの設計。
↓ハラダもにっこり!
アレクサンドル・イワーノフ、『民衆の前に現れたキリスト』
本館にあるこの作品。第一印象は「とにかくでかい!!!!」540x750㎝もあるらしく作者はこの作品に20年間もかけたらしい。確かにこれは素晴らしかった!
ロシア美術のこと全然知らないけれど、この絵はパワーある!
習作も一緒に展示
展示方法で面白かったのが、このでかいを描くにあたって練習したであろう絵も一緒に展示していること!
確かに確かに!よく見ると本作と同じモチーフがいっぱいあるぞ!
構図は一緒だけれど微妙に仕草が違うのもある。
上の画像で金髪女の近くに有る作品は、下の作品の習作。
この人悪い奴なのか!?顔が緑色。どことなくムトウの大学の同級生に似てる。Iくん。
腕の描写とか見てみて!!すげーー!
もう服着てもいいすか?
作品左下にいるとても印象に残る親子?
この親父の顔がなんとも言えないね〜。皮膚の感じと手前の肩から奥にかけての空間もすごい!素晴らしい〜
顔をアップにするとこんな感じ。
いい顔している!
この絵は、中心に描かれているヨハネがキリストみーっけ!と示している絵で、この親子は感極まりまくっているシーンなんだけれど、uwabamiには
『そろそろ服着てもいいっすか?小寒いっす』
って見えてしまった。捉え方いろいろ〜
収蔵作品10万点以上
すごい数の作品!それらがロシアにまつわる作品ばっかりならロシアに行ったら必ず行かなきゃね!抜粋しきれないけれど、その他の気になった名作をポロポロご紹介!
「うぎゃぎゃぎゃぎゃー!ガーはっはっはっはー!うっひょーひょーひょーひょー!」
「あの娘、かわいくね?」「うむ。確かにイケてる。」
「やっぱ温泉は白い湯に限るわよね〜。」
「ボガトィリ 」1898年
作・ヴィクトル・ヴァスネツォフ
この美術館の入り口をデザインした人の作品。絵画作品も素晴らしい!
ムトウの「今ちゃんと調べたい偉人”50選”」に殿堂入りしました。
「空飛ぶ絨毯 」1880年
作者同じ
なんでこの作品を作ろうと思ったのか、この作品は公に公表されたのか、ただ趣味で描いたのか、とっても気になる!公に発表されていたとしたら、パリのアートよりもだいぶ進んでいるのでは!?と思った!だって印象派が始まったばかりの頃でしょ?
うーむ!要チェックだ!!
「冥界の三人の女王 」1879年
作者同上。ため息の出るうまさ!!
色味といい、構図といい最高!いいところいただき!!
ロシアの美術って夕焼け色?というのかな、ピンクオレンジみたいな色が印象にのこっった。
「見知らぬ女」
作・イワン クラムスコイ
ロシア美術を調べ始めていますが、とても面白い!どんどん読み進められるし際限がない!笑。なので、今回のブログではさらっと書いておきます。
この作品の作者イワンクラムスコイさんは””移動派””と呼ばれる集団のリーダー。
↓女性の目線がなんとも言えないぞ!手前の女性と奥の空間を思いっきり分けているところがデザインっぽい、次の時代のアートに繋がった作品じゃないかな〜?
『桃をもつ少女』1887年
ワレンチン・セローフさんの作品。ロシア印象派の傑作らしい!これもきちんと調べなければ!光の感じが素晴らしい!
ハラダとのシンクロ率も素晴らしい!
トルストイさんといっしょ
ロシアの文豪トルストイ!戦争と平和の作者。
ソビエトが作った戦争と平和の映画があるらしい。確か12時間の映画?すげー長いがこれは必見!
「これが作品として成り立っていたの?」
だとしたらすごく進んでいるぞロシア美術!
「色味最高」
冬にロシアに行ってみたくなる作品。夕日が優しいピンク色で雪の白さと相まって素敵だな〜。本当にこんな風景広がっているのかな〜??
「イラストっぽい!」
家に飾りたい!
そんな感じで魅力満載のトレチャコフ美術館。これは本館の一部。別館もあってそっちもかなり面白かった!それはまた別記事で!
気になるお値段
大人一人400ルーブルなり!
トリップアドバイザーには350と書いてあったけど、2016年7月の時点では400でした!