2011年8月6日仙台七夕まつり!
実は福島わらじ祭りの後でしかも最終日だったので仙台七夕は通過程度でしか見れませんでした!夜21時近くでしたがそれでもたくさんの人で賑わっていました!
やはり復興関係の飾りが多く、このような壮大な飾りもありました。
「全世界のみなさん ありがとう」
そうです、震災の時は全世界が東北を心配したのです。
今振り返って思うと、少し空気が異様でした。
仙台が故郷だからか、それとも仙台七夕という祭りの性質のせいか定かではありませんが、どこを見ても「絆」とか「鎮魂」とか書かれた短冊が飾られていて、なんだか6つの祭りの中で一番震災を意識する祭りでした。
はらだ個人の意見としては、全世界が注目していたこの時、原発をすべて止める勇気を示せたら、日本は世界に先駆けて、便利なものでも危険だとわかっているものを手放す勇気がある国だというモデルケースになれたのではないかと思うのですが。
それにしても美しんですよね、仙台七夕って。
私は小さい頃から見ているせいか、人が多いし疲れるから好きじゃないとか思っていましたが、今見ると一番穏やかで風流な祭りかもしれないと思います。
片付ける様子を見たのは初めてです。こうして脇に寄せるんですね〜。これはこれできれいです。そして下ろしたらビニールをかけて片付けるんですね〜。
そうそう、かきわけて進む感じが楽しいんですよ!
ここからは取材不足で写真がないので東北観光推進機構さんから写真をお借りします〜
これはシンプルで印象に残りました〜
絆!本当にあちこちに書いてあったな〜
むすび丸つき!カラフル〜!!
綺麗ですよね〜!いや〜。穏やかで、祭り感はないんですが、とにかく美しいです!
その歴史は古く、伊達の時代(1618年頃)からあったそうですよ。
仙台七夕まつりは他の祭りと違って田の神を迎える行事で、 昔から周期的に襲う冷害(天明3年は25万人の死者、天保7年は30万人の死者)という悲惨な歴史を乗り越えようと、 豊作の保障と保護を田の神に祈ったことが、七夕まつりを盛んにしてきた理由となっているそうです。(仙台七夕まつり協賛会参照)
だから、 祭り屋台や音頭を歌ったりといういわゆる祭りっぽいものは、田の神に奉納する本番以外の祭りの余興という位置づけで、 美しい飾りがメインで、七夕さんが来年の夏も美しい田んぼを連れてきてくれますように〜!という祈りの意識があるみたいです。だからこんなに穏やかなのかな〜と一人で納得。
そんな仙台七夕をuwabamiが描くとこんな感じ!
ちょっと寄り道おすすめスポット!
①牛タン味太助分店「いまい」
仙台といえば牛タン!どこも美味しいみたいですが、uwabamiちゃんがよくお世話になっているのは味太助分店の「いまい」さん!ランチがオススメ!
味が濃すぎないので肉の旨みを楽しめます!麦飯と漬物、そしてテールスープ!
テールスープがまた美味しいのであーる!
②せんだいメディアテーク
先ほどの「いまい」の近く定禅寺通り沿いにせんだいメディアテークというガラス張りの建物がございます!
せんだいメディアテークは、
美術や映像文化の活動拠点であると同時に、
すべての人々がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりを行い、
使いこなせるようにお手伝いする公共施設です。
と公式ウェブサイトに書いてある通りのなかなか気持ちの良い公共施設です。
はらだもムトウも受験生の頃お世話になりました〜!
仙台はオススメしたい場所がたくさんあるので別の機会に紹介します!
今回は街中で七夕祭りと一緒に楽しめそうなところにしました!
ではいよいよ、次回は青森、ねぶた祭りです!
ちゃお!
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※この記事は2011年を振り返って書いたものです。
2011年震災後、東北の祭りを全て巡りました!
我々uwabamiは2011年の夏、ずっと巡ってみたかった東北の夏祭りを全部まわってみました。震災後の東北を生で感じたかったのと、単純に仙台以外のお祭りをきちんと見ておきたかったので、強行スケジュールではありましたが、一度に全ての祭りを見て回れるように取材旅行をしました。その経験を元に、旅から帰るとすぐに東北6県が全て繋がる大型水彩画を描いたのがこれです。