2011年8月3,4日秋田竿燈祭り!
竿燈まつりは、提灯をたくさんつけた竿を操るお祭りで、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
もともとこの祭りは、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事だったそうです。(「眠り流し」のなまり。睡魔を払う行事で主として七夕行事として、水浴をしたり、形代などを模型船や灯籠・笹竹などにのせて川・海に送り流したりする行事のこと)
そのねぶり流しが秋田で独自に変形していき、現在は厄よけ、みそぎ、五穀豊穣などを願う竿燈祭りになったそうです。
ささ、みんな準備です!裏の空き地や駐車場でスタンバイ!
驚いたのは全て本物の蝋燭だということ!
こんな少年たちもみんな担ぐんです!
しっかり結んでおかないとね!ほどけたら大変!
暗くなるといよいよスタート!!そこらじゅうで竿が高く上がります!
これ、見えますか?頭の上に載せています!!!
肩や頭、腰、手のひらなど、皆さんいろんな所に載せます!!すごい!!神業!!!!
「ドッコイショー ドッコイショー !」
太鼓や笛も鳴り響いていい感じ!!担ぎ手は全て男子ですね!
面白かったのは結構竿が倒れるという事実!!!
倒れる瞬間はカメラにおさめていませんが、結構バタバタ倒れます。特に中学生くらいの子の竿はすぐ倒れます。提灯の火が消えたら付け直し、またすぐに気を取り直して「どっこいしょ〜どっこいしょ〜!」こりゃ簡単にめげない精神力が培われるな!いいね!秋田男子!!!
一応観客側に思いっきり倒れないように紐が張ってありますが、観客も竿が倒れてきたら逃げます 笑 結構スリル満点です!!!こりゃ、盛り上がるわ〜!!!
記念写真も撮ってくれました〜!ムトウ坊主時代ですね〜!
翌日は昼竿燈見物!あっつい中皆さんすごい集中力!
どうやら審査員の方々が技を採点して各チームのトーナメント戦をするようでした。
チームごとに衣装のデザインも違ってて面白い!
掛け声は「ドッコイショー ドッコイショー !」だけだと思っていましたが帰ってから調べてみると続きが!!!
『ドッコイショー ドッコイショー ドッコイショッショ ドッコイショ、オエタサー オエタサー、根ッコツイタ オエタサ』というらしい!!!長い!!!!
ドッコイショは重い物を持ち上げるときの掛け声で、オエタサーはうまく据わった 。竿燈が、根づいた稲のように動かない意味を表しているとか。
まさに豊穣を願う祭りなんですね〜!!
お、こんな所にちびっこ竿燈発見!いつかはでっかい竿を担ぐようになるのかな?
そんなエネルギッシュな男臭い竿燈まつり、uwabamiが描くとこんな感じ!
ちゃんとちびっこ竿燈も描きましたよ〜!右下になまはげもいますね!
ちょっと寄り道おすすめスポット!
①なまはげ!
実際に男鹿までいく時間はなくてuwabamiは行っていませんが、男鹿のなまはげに会いに行くのも面白いと思います!竿燈祭りのときは秋田駅前に来てましたけど〜!
②ババヘラアイス
ばばがヘラでアイスを作る、「ババヘラ」!秋田名物らしいです!暑い時にはいいですよ!シャーベットみたいなさっぱり系のお味です!路上にもたまにいます。
では次回は南下して山形の花笠祭りについてです!
ちゃお!
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※この記事は2011年を振り返って書いたものです。
2011年震災後、東北の祭りを全て巡りました!
我々uwabamiは2011年の夏、ずっと巡ってみたかった東北の夏祭りを全部まわってみました。震災後の東北を生で感じたかったのと、単純に仙台以外のお祭りをきちんと見ておきたかったので、強行スケジュールではありましたが、一度に全ての祭りを見て回れるように取材旅行をしました。その経験を元に、旅から帰るとすぐに東北6県が全て繋がる大型水彩画を描いたのがこれです。
今見るとまだまだヘタクソです!!!でもその時に詰め込みたかった祭りの雰囲気が伝わる絵になっていると思います!