人生で一度は見て見たかったガンジス川。そこは完全に異文化だったけど、混沌を受け入れる器の大きさがある気がしました。
【目次】
夜のお祈りアルティーのカオス!
見渡す限り人、人、人!!!!!これこそ、インド人もビックリ!では?!ハレトモくんもビックリ!!
日没から毎晩あるというアルティーはとにかく人だらけでものすごい熱気!6人の僧侶の生歌と生演奏が会場に鳴り響き、炎を持った修行僧が歩きまわっています。
盆踊りのような手拍子も途中で入り、ロウソクを回して踊っててなんだかお祭りみたい。
熱気はこちらの動画をご覧ください!
ガンジス川の夜のお祈り、アルティーを見学!人いすぎ!!!これを毎晩やってるなんて!!!!ここにたどり着くのもすごい人混みでした!インドの洗礼をうけた気分!驚きのインド!🇮🇳#インド #uwabami #ガンジス #ヒンドゥー教 pic.twitter.com/1IpqqqIr2r
— uwabami9月発売!スパイスれっしゃでミンナデタベルモン (@uwabami_jp) November 12, 2017
でもふと横を見ると涙ぐんで僧侶達を眺める人も。そうか、ここは聖地なんだなー。
ヒンドゥー教徒にとってガンジス川は聖地。毎晩このアルティーというお祈りをしているんですって!アンビリーバボー!!!
ガンジス川は畑で農業したり、生活のための食べ物を得たり、浄水して水道の水に使う大切な川。ガンジス川のおかげで暮らしているから、ありがとうという感謝の気持ちで毎日お祈りする。ガンジス川を喜ばせることは豊穣につながる、ということで、日々ヒンドゥー教徒たちはお祈りするんだとか。毎日かぁ。毎日これかぁー!!
すごいぞ、ガンジス川、母なる川!!!
見学中にもどんどん人が増えてとにかく圧倒される。こんなのを毎日しているなんて、日本人の私には想像できなかった価値観!
会話も出来ないくらいの大音量!すごいエネルギーに完全にポカーン。写真で分かりづらいかもしれませんが、川にも船にのって人がいるんです!もう、メッチャうじゃうじゃいるんです!!!スゲーーーー!!!!!
「グッドラックグッドラック」
ボサボサのヒンドゥー遊行僧がムトウに謎の印をつけようとやってくるが
「ノーノー!ノーサンクス!」
あの印をつけられたら何が起こるかわからないのでとりあえず断る。なぜかムトウばかり声をかけられるのは前世でインド人だったのかな?
ヒンドゥー教にとって黄色、オレンジ、赤は火の色を表す大切な色だそうで、僧侶たちはたいていこの三色を着ているんだとか。
なるほど、だから火を持って歩いている人がいるのねー🔥
インド式マルコメ君も堂々と参加。小さい頃からこの世界で育つんだなー!すごい物を見て育つんだな〜!たくましく育つだろうな〜!!!
とにかくすごいカルチャーショック!でもこれを体験できて本当によかった!ナマステ〜!
アルティーに向かうのも大変!
これだけの人間がガンジス川に向かうので、もちろん道も大混雑!でもその道には牛がいたり、物乞いがいたり、観光客がいたりで激しくごった返し。そしてバイクの排気ガスとクラクションのオンパレードー!!🛵🐃🏍🐂🛵🗯
ガンジス川の夜のお祈りアルティに向かう時の渋滞の様。クラクションの嵐!!#インド #uwabami #ガンジス川 pic.twitter.com/pHefTgmC9k
— uwabami9月発売!スパイスれっしゃでミンナデタベルモン (@uwabami_jp) November 16, 2017
牛はシバ神の乗り物で神聖な生き物なので誰も殺しません。だからそこら中に野良牛がいます!🐂牛🐃牛🐄そしてもちろん神聖な牛様の出したものもそこら中に落ちています!💩
向かう途中に世界的アイドルも!若干ニセモノっぽい!!
インドの神様はキラキラピカピカ!
もう情報量が多すぎてシャットダウンしそうだったな!笑
早朝の沐浴。ガンジス川はぬるかった。
夜のドンチャン騒ぎとは一変、早朝のガンジス川は沐浴の人がたくさんいるものの、うるさくはなく、朝もやも手伝って聖地感が増していました。
「これこれ!ぼくが見たかった景色!」
ハレトモくんも大興奮!本当にガイドブックなどに載っている写真通りなのねー!
え、ハレトモくんを知らないだって?
そんな人はこれを買ってね!
早朝から沐浴してる人がたくさん!
後ろにある建物はシヴァを祀る寺院です!カラフル!
静かに水をかぶる人、口をすすぐ人、泳ぐ人もいるよ!ガンジス川でバタフライもクロールも平泳ぎもリアルにあります!
洗濯屋さんもいます。ご苦労様です!洗った後に洗濯物を投げるんですが、いい場所に投げないとまた汚れちゃいそうな場所で洗っていますね!頑張れ〜!
川岸には家、ホテル、神殿、そして火葬場もあります〜!大体なんでもあるな!
じゃじゃーん!
このロウソクに願いを込めて流すと良いとのことでuwabamiもやってみました!
もちろん願いは「uwabamiは世界に知れ渡った!」
uwabamiロウソクはなんとか消えずにしばらく流れていきましたー!見えますか?流れて行くロウソクが!知れ渡れ〜!!!
朝日も雄大で美しい。ヒンドゥー教にとってガンジス川は聖地。
ガンジス川で死ねば解脱できると考えられています。解脱とは輪廻から出ること、つまり神様の世界へ行くこと。それが魂の願いだとされています。ここで死ねなかった人や、遠くで暮らす人も火葬して灰をガンジス川に流すのが幸せとされています。
いいことすると天国行く、悪い事すると地獄へ行く。それはあくまで輪廻の中の出来事で、また生まれ変わってこの世界にやってきてしまう。解脱はその輪廻から出て魂の故郷である神様のところへ帰り、もう生まれ変わらないということ。
神様は心、魂になって自分達の中にいて、小さく囁く存在らしい。
でもほとんどの人は頭で考えて行動する。心の声はとても小さく囁くので、ついつい頭の声にしたがってしまいがち。
例えば飲み会。
たくさん飲んでウキウキなんだか楽しい気がする。
頭「もう一軒行こう!」
心「もうこの辺でやめて帰ろうよー」
頭「でもまだ楽しみたいよー!いいじゃんたまには!」
心「…帰ろうよー。」
結局飲みすぎて二日酔いして後悔なんてことも!?
この世界に何回も来たら心が嫌になる。
魂、心が何度も転生すると疲れて傷つくから、本当は解脱したい。
解脱すると魂は神様のところへ戻る。
飲み会して楽しい。でも終電では家に帰りたい。安心したい。
魂も最後には解脱して神様の場所に帰って安心したい。
なんか、、、、
そんな感じらしい!!!!!
帰ったらもう少し勉強しまーす!汗
バラナシで死ねば解脱できるのでここで死にたい人が集まってくる。死ぬ事を待っている老人たちの為の寄付でまわっている施設もある。(モモチュバワン?というらしい)
そういう人は物乞いになるが、死ぬことをまってる物乞いは静かに座っているだけで施しをせがんだりしない。
深い河を読んだばかりのはらだ的には、日本人だからわかる宗教観があるような気がする。
ガンジス川は人間のせいで汚れてるけど、世界に繋がっている。
すごい場所だ。
そんな混沌を受け入れる、ガンジス川はぬるかった。
ガンジス川の沐浴に向かう途中
ガイドさんに勧められて現地チャイを飲んだよ!上の写真の右端にいるおじさんがもっているヤカンにチャイが入っている。このヤカン、しばらく洗ってなさそうだよ?
まじか。これ、飲めるのか?ガイドさん、本気かな?
ドキドキドキドキ。。。。
お腹の弱いムトウ氏もおっかなびっくり飲んでみた。
う、う、うまい!!
普通に美味しいではないか!ほどよいスパイス感で飲みやすいぞよ!
むしろこれは甘めのミルクティーに近い!
素焼きの使い捨てのコップで飲むチャイ。よく見るとミネラルウォーターが店の横に積んであったのでミネラルウォーターで入れたチャイっぽい。お腹もグルグルならず。
ふー。ガンジス川にリバースなんてしたくないからね!よかったよかった。
歯磨き用の木を売ってる人もいたよ!インドでは歯ブラシにこの木を使うんだって!
でもここは公衆トイレの前だよ!なんだかドキドキしちゃうよね!
沐浴前に歯を磨くのかしら?公衆トイレの前は歯磨きする人がたくさん!
木で歯を磨いたら日本人は歯茎から血が出まくりだろうな〜!
いろんな人がいます。本当にいろんな人が。
火葬場周辺にはマキもたくさん。
ガンジス川は本当にすごかったです。ここだけを見るためにまた来たいくらいの情報量でした。
ヴァラナシのガイドVinayさん
ヴァラナシ(ベナレス)を案内してくれたのはVinay(ビネ)さん!
ビネさんはアーユルヴェーダやヨガの先生で日本にもよく来ているそうですよ!
横浜に住んでいたこともあり、日本語が上手です!
ガイドして欲しい人はメールしてくださいね〜!(宣伝)
Vinay.ght@gmail.com
ビネさんのFB
https://www.facebook.com/vinay.jayswal