すごく面白い!軍艦島!
日本の近代建築のスタート出発地であったり、当時世界一の人口密度を誇ったり、テレビが珍しい時代にほぼ100パーセントのテレビ普及率を誇ったりと興味深いエピソード満載の軍艦島。長崎に来たらここは絶対行かないとね!もうすでにもう一度行きたいです僕。
運が良くないとツアーに参加できない、上陸も出来ない!
2月の中旬に満席の船で軍艦島へ。天気も良くて上陸も出来て気持ちいいな〜!と思っていたら、こんなに天気が良くて、上陸もできることって珍しいようです。海がしけたりすると船が島に近づけないらしい。ラッキー!!
↑思わずグッジョブマークも登場!!
軍艦島のほか、寄り道!
この偉そうな人誰だか知ってますか?
、、、。はい!正解!!
そうです!岩崎弥太郎さんです。
かの有名な三菱の創立者さんです。これはこれは!!皆の者、頭が高いぞ!!
弥太郎さんもいろんなエピソードがあって、僕はとてもワクワクしてます。グラバー園のトーマス・グラバーさん知ってますか?この人ほど、日本の近代化に影響を与えた人はいないと思われます!が、この人と弥太郎さんは深い関わりがあったみたいです。
グラバーさんにはいろんな面白い話がありますね。ジャパンが明治維新の時にグラバーさんが何か支援をしたとか、フリーメイソンの会員だったとか、、、。
僕の””余裕がある時に詳しく調べたい人””リストの上位に入っている人です!
↑弥太郎さんとムトウ。
↑このT字のクレーンも世界文化遺産らしい〜。どこがすごいの〜〜??
↑あ!!イージス艦!!!ちょっと前いろいろ話題になったよな!本物あった!
仙台港には何でないんだろう?
東京の約10倍の人口密度
もう面白エピソード満載の軍艦島、ガイドのお洒落なおじさんの話を幾つかご紹介!
1960年代当時、最盛期を迎えた島には人が5300人もいたんですって!世界一の人口密度を誇っていたらしい!!当然、平面に住んだらこの人数はこの島には住めないので、上へ上へ住宅スペースを広げていったら、このような高層アパートがたくさんできて、こんな感じになったらしいよ!
小さい島だけど、なんでもあったらしい!
そんな人口密度マックスの島で、人々の暮らしはどんなもんかい?と思いますが、なかなか良かったらしいです。
当時の白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の全国普及率はそれぞれ7.8%、20.2%、2.8%でしたが、軍艦島では全家庭に備えられていたらしい!すごいな!!みんな軍艦島に憧れていたのかな〜?当時の人の軍艦島のイメージがどういうものだったのか、とてもきになるな〜。
↑正面左の大きな建物が小学校と中学校。
↑校庭が小さいからできるだけ窓を大きくして、子供達に日光を提供しようとしたらしい。先生達のラブを感じますな〜。
※情報は、このサイトから持ってきました→
http://www.welcomekyushu.jp/history/modernization/gunkanjima.html
世界遺産に指定されたのはこんな所かいな!!
軍艦島全体が世界文化遺産なのかと思ったら、こんなところが世界遺産らしいよ!
詳しくは知らないけれど、手を加えまくったところは世界遺産の基準から漏れてしまうらしい。要はユネスコ次第!
ふにゃふにゃした石だな〜。まるでこんにゃく。
人間ドラマだらけ
ガイドさんの話でジーンときたところは、軍艦島で働く男たちの話。
炭鉱夫の皆さんはお仕事に行く時にある階段を登って、火気のチェックを受け、その後天井も壁もない手すりだけのエレベーターで地下、400メートル下るらしい。そして掘削現場まで何メートルもあるき、作業をしていたらしい。
空気も薄い地下。エレベーターが到着したら、まずグループ内で体調チェックをし合わないといけなかったんだって!誰か一人が体調悪かったら、それだけで生産性悪くなるもんな。
一歩間違えば命を落としてしまう現場。恐怖
そのくらい厳しい現場で男たちは働いていた!夢の島端島
↑う〜む。この階段が男達の過酷さを表しているような、してないような。
↑こんな変な顔しちゃダメだと思う!!笑
だけど、火葬場はなかったらしい!
なので、火葬するときは隣の島まで行くしかなかったらしい。
軍艦島には植物がすごく少なかったらしい。日本人なら春になったら桜の下でお花見なんかしたいですよね??そんなときは桜の咲いている島まで行って、花見をしたらしいですよ〜!島文化すごいな!
気なる上陸ツアーお値段
約3時間のコースで一人7800円のツアーに。値段だけ見たら少し高いな!と思いましたが、人間ドラマがたくさんあったり、すごく面白かった!そして、かなり絵の参考になりました。これから出版する絵本に影響が出るかもだー!
絶対オススメです!!