uwabami days

アーティスト活動を生業とする三鷹在住アートユニットuwabamiの日々

沖縄城跡(グスク)巡り!

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はらだでっす!2019年12月に初沖縄に行って来ました!沖縄といえば綺麗なエメラルド色の海、そして観光客がわんさかというイメージがありましたが、実際に行ってみると12月は空いている!そして実は遺跡がたくさんある!避寒に最高!!というイメージに変わりました!遺跡好きのuwabami、ひとまず沖縄本島をぐるっと巡って世界遺産に登録されたグスク(城跡)をぜ〜んぶ周ってみました!(今帰仁城跡、勝連城跡、座喜味城跡、中城城跡、首里城)首里城は2019年10月31日の火災により、正殿は焼け落ち、一部しか見ることができませんでしたが、これも記録のうちだと思い、見てきましたよ!

【目次】

琉球王国のグスク及び関連遺産群

沖縄にはたくさん遺跡がありますが、中でも5つのグスク(首里城、中城城跡、座喜味城跡、勝連城跡、今帰仁城跡)と、その関連遺産の4つの遺物(園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽)が2000年(平成12年)に世界遺産登録されました。
それらの簡単な年表が座喜味城跡のユンタンミュージアムに出ていたのでご紹介。

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これで行くと古い順にグスクは勝連城、今帰仁城、首里城、中城、座喜味城という順番でできたようですね。
uwabamiは順番ぐちゃぐちゃに周りましたので、歴史順に見てみまそ〜!

勝連城跡(かつれんじょう)

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もしかしたら5つの中で1番好きなグスク跡かも、と思います。
山の上にそそり立つ悠々とした姿は圧巻!
正直、登れないかも…と見上げてため息が出たのですが、意外にも登れた!そういう視覚効果もあるのかなー!?曲線の多い城壁なので、なんか西洋の城のような印象もあって興味深い。

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うねうねの路を登ります。階段も多く、バリアフリーとは言えないですね!

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途中、トゥヌムトゥという場所を発見!トゥヌムトゥに座るムトゥ。

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大っきい木があったり、守護神を祀っていた場所があったり。どの城跡でも思ったのですが、城の中にも植物があったり、祈る場所がある事が多く、沖縄独自の信仰がすごく生活に根付いていたんだろうなぁと想像できました。

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てっぺんにある穴は先ほどはらだが座っていた守護神の穴と繋がっていたそうですよ〜!

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登った後の景色が最高〜!上から見た二の曲輪。

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夕陽が沈む〜!

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どこを撮っても美しいぞ〜!

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門の跡かな?ハマってみるムトゥ。城壁のウェーブが美しい。

阿麻和利(あまわり)さんが居城した城と伝えられる勝連城跡は、沖縄の城の中でも最も古く、12世紀頃と伝えられています。現在の規模になったのは14世紀ごろのようで、阿麻和利さんは護佐丸(ごさまる)さん(優れた建築家でもあったらしい)を滅ぼし、さらに琉球統一をめざし国王の居城である首里城を攻めましたが落城して滅びたそうです。(色んな説があるようですが。)阿麻和利さんも護佐丸さんも、按司(あじ)というポジションで、王族のうち王子の次に位置する人。按司家は国王家の分家にあたり、日本の宮家(秋篠宮家様みたいな人たち)に相当するらしい。

勝連城跡情報

今まさに整備してますって感じでしたが、カーナビやgoogleマップだとちょっと駐車場が分かりにくいです。城の真向かいで、左折じゃないと入りにくい。うっかりすると通り過ぎます。駐車無料。



駐車場:無料
トイレ:あり(駐車場内のみ)
バリアフリー:車椅子やベビーカーでは無理かと。
営業時間:9:00~18:00
入場料金:設定なし(無料)
定休日:年中無休
公式ホームページ
勝連城跡

今帰仁城跡(なきじん)

f:id:uwabami_jp:20191226220120j:plain今帰仁城跡は一番最初に行ったグスク跡ということもあり、保存状態のよさに驚きました。朝一だったこともあり、ほぼ貸し切り世界遺産。

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早速ご挨拶。ここは古宇利殿内(ふいうどぅんち)。こういう聖なる場所はサンゴが敷き詰めてあることが多いですね。「初めまして〜。uwabamiと申します〜。」

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チケット見せる場所もいい感じの味が出てるぞ!

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真っ直ぐ奥まで続いててカッコイイ!平郎門(へいろうもん)っていうんですって。城としての機能を終え300年以上経った1900年代初め頃には、この門は大きく崩落していたそうな。1961年頃に現在の門の形に修理が行われたそうです。でもこれじゃ簡単に攻め込まれそうって思った人、イイ勘してます!
本来の登城道は、平郎門から城内へ向かって石階段の右手側にあります。石敷きの小道の旧道は、大きな岩盤の谷間を利用して道幅を狭く造り、敵兵が攻め入っても大勢の兵隊が上の郭まで一気に入れないように工夫された作りになっています。uwabamiには険しくて通る勇気はありませんでした。

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うわ〜!美しい!!神々しいですね〜!!!

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下から見上げるとこんな感じ!

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ここにも御嶽やカウラカーという常に水をたたえている場所があったり。神とともに暮らすんですね。

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海側の景色も美しい〜!

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まだまだ発掘調査中のところも多そう。

オマケ

今帰仁城後の近くにものすごい地元感強い、きびジュース屋さんがあります。

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きびジュースを頼んだのに、何故かあったかい黒糖生姜ジュースもくれたおじさん。
そして、黒糖ジュース美味しでしょ?4本くらい買ってってよ〜と笑
美味しかったので1本買いました(1000円)

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ここでバキバキっとして、煮て、奥でおばちゃんがペットボトルに詰めるだけという最高にシンプルな工程。地元応援の意味も込めて買ってみたよ〜!

今帰仁城跡情報

駐車場:無料
トイレ:あり(駐車場の側のみ)
バリアフリー:車椅子やベビーカーでは見学できません。
営業時間:9:00~18:00(最終入場時間)
入場料金:大人400円 小中高300円 小学生未満無料
定休日:年中無休
公式ホームページ
今帰仁城跡

燃えちゃった首里城

そうです、正殿が燃えちゃったんですよね、首里城。でも周辺は見ることができましたので現状を見ておくということでさらりと見学して来ました。

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焼け跡は痛々しく、修復には時間がかかりそうですが、ちゃんと観光客も来ていたし、きっと美しく修復されることでしょう。頑張れ、首里城!!

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二千円札に印刷された守礼門は無事でした!よかった!

f:id:uwabami_jp:20200104154317j:plainでもこれ、守礼門って書いてあるわけではなさそう。。。これ、「守礼之邦(しゅれいのくに)」と書いてあり、”礼節を重んじる国”という意味なんですって。重要なお客様などを迎えルための門だそうで、中国風な美しい門。16世紀半ばに作られたそうです。

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はらだが個人的に見てみたかった瑞泉門前にある龍樋(りゅうひ)は、龍の口から湧水が湧き出す水飲み場。王宮の飲料水として使われていたもので、1719年に中国から琉球に来た冊封使(さっぽうし)の徐葆光(じょほこう)は、「中山第一」(琉球第一の泉)と讃えているそう。池上永一さんの本「黙示録」に出てくるのですが、ここからいつも朝一番に水を汲んで王宮の飲み水として、王族の人たちが飲んでいたとか。。。
味見したいけど触れるだけにしておきました。

首里城の詳しいことはこのサイトが見やすかったので見てみてくださいませ。
沖縄観光チャンネル

修復された頃には是非また来たいぞ!首里城!!


中城城跡(なかぐすく)

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いや〜、ここが一番広い城跡に感じたかも〜!入り口から無料のカートで城の正門付近まで送ってくれました。送ってもらわなかったら絶対歩き疲れてた!

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もう城っていうか、洞窟っていうか、植物との共生が美しいガマ。

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神秘的な空間の南の廓。ファンタジーが始まりそう。

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あのペリー提督の探検隊も賞賛したというアーチ型の美しい門があるのが特徴の一つ。

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どこを撮っても壮大だ!眺めも良い!!!

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城壁も美しい。この先に護佐丸さんが整備した井戸があるのですが、急勾配のため、ムトウ氏だけ派遣。ムトウ調査員曰く、「上より1、2度温度が低く、しっとりとして何か宿ってそう」だったそうです。

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確かに苔むしていてしっとりしてそう!
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周辺はまだ修復しているところも多く、これは石積みが大変そうだ!!!!

中城城跡情報

駐車場:無料
トイレ:あり(駐車場の側のみ)
バリアフリー:車椅子やベビーカーでは見学できません。
営業時間:8:30~17:00
入場料金:大人400円 中高300円 小学生200円
定休日:年中無休
公式ホームページ
中城城跡

 

座喜味城(ざきみ)

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座喜味城は曲線美の嵐!!

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誰もいな〜い!!!景色もいい〜〜〜!!!
読谷村のほぼ中央にある座喜味城は、15世紀初期に護佐丸さんによって築かれたそうな。他の城跡より修復が完璧で、芝も美しかった!

ユンタンザミュージアム

座喜味城の横に新しい美術博物館があったので行ってみました!

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石積みのことがわかる模型展示が面白かったな!

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生活用品や装飾品、お墓の中を再現した展示など、面白かった〜!
観覧料金は村外の人は高校生以上が500円、小中学生が300円、65才以上が400円

世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム 公式サイト | 沖縄県 読谷村 博物館

座喜味城跡情報

駐車場:無料
トイレ:あり(駐車場の側のみ)
バリアフリー:車椅子やベビーカーで城の奥までは見学できません。
営業時間:特に設定なし!?
入場料金:無料
定休日:特に設定なし!?

座喜味城跡|沖縄県読谷村の総合情報サイト



以上、グスク巡りでした!!!!!