uwabami days

アーティスト活動を生業とする三鷹在住アートユニットuwabamiの日々

シヴァの男根群で聖水へ バンテアイスレイ、クバールスピアン、ロリュオス

カンボジアアンコールワット4日目。
本日は郊外の遺跡に行きました。2日目は北のほうの郊外遺跡でしたが今日は東側中心。
アンコールワットって2000か所くらい遺跡があるらしく絶対見切れない!ので今回は東の方でも割と行きやすく、現地ツアーがあるところに行ってみました!

【目次】

美しいレリーフバンテアイスレイ

ソービューティフル!バンテアイスレイ

いや〜美しいよ!
他の遺跡と比べると赤っぽく破損が少ないんです!
↓珍しく口が半開きではないムトウの写真。

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真面目なガイドさん

本日のガイドさんはおとといと比べるととっても真面目そうで、学者っぽいおじさま。おとといはチャラ男でしたが、このバラつきは何でしょうか!?笑。
いろいろな話をガイドさんに聞いてみると、ガイドの仕事は誰でもなりやすいらしく、中卒でも高卒でも大卒でも給料は同じくらいらしい!なるほど、だからいろんなガイドさんがいらっしゃるのね〜!ということで遺跡の話に戻ります〜〜。

そこらじゅうチャイナ

中国人の観光客、本当に多いです!
この写真では10人くらいしかいないけれど、全体見わたすと100倍はいるんじゃないんだろうか!ってくらいチャイナだらけです。チャイナタウン。中国の方はと肉か自分が入っている写真を撮りまくるのが特徴で、『そこは構図的に良くないのでは?』と思うところでも地鶏まくります。自分が写っていればいいみたいね〜。

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↓このようにチャイナ、いや、とっても美しく装飾が残っております。綺麗だな〜
「わたすの 赤い布 どう思われる〜〜?」

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見てよ!綺麗!絵になるね〜。面白いな〜〜。
僕の中で遺跡といえば「エジプト!!」なんですが、その法則が変わってきているかも知れないナウでございます。

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東洋のモナリザ

はい、こちらに見えますのが、東洋のモナリザさんです。
有名らしいです!ガイドブックに載っているお話を少し書きますと、90年くらい前にここにきたフランス人の作家さんがこの像の美しさに魅了されて盗もうとしたら捕まり、その経験を基に書いた小説がきっかけでこのデヴァターも有名になったらしい!

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↓その反対側で写真を撮ってもらった!

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装飾のストーリーを二つご紹介!

ガイドさんがいろいろ説明してくれたのですが、中でも面白かったものを二つご紹介!
「破壊の神”シヴァ”とウーマ(奥さん)」のお話。真ん中で足を垂らしているのがシヴァ。左で膝まついているのが奥さん。右には矢を放とうとしている人がいます。わかる??

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↑シヴァはただいま瞑想中です。瞑想している時は何をしても目覚めないらしい。つついてもこちょこちょしてもビンタしても目覚めないらしい。
そこに未来の妻ウーマがやってきました。ウーマはシヴァと結婚をしたいらしい。でも瞑想しまくるシヴァ。考えたウーマはキューピットを呼んできて、瞑想中のシヴァを目覚めさせ、結婚しました!というお話らしい。ほ〜ほ〜。

 

ネクスト!
「シヴァと阿修羅の話」
また瞑想中のシヴァ笑。今度は山のうえで瞑想中。そこに阿修羅がやってきました。
阿修羅はこの山を通過したいらしい。けれどシヴァがじゃまで通れない!う〜ん、そこで阿修羅は山ごと揺らします「せいや!せいや!!」ガタガタガタガタ!!すんごい揺れるので奥さんウーマとか、動物とかはビビりまくり!ぎゃー!動揺!混乱!!

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みんながキョドっているので、しょうがなくシヴァが行動開始。片足を地面に触れると揺れは止み、阿修羅に反撃!(シヴァってめちゃくちゃ強いらしい)そんで降参した阿修羅は100年間歌いまくって許しをこうたらしい。

「シヴァはん、ほんとに申しわけ〜〜〜♬」
×1000000000000回

だいたいそんな感じ!笑

クバールスピアン 

 そして次はアンコールワットの中心部を流れるシェムリアップ川の源流のクバールスピアンへ。駐車場からジャングルの中を40分くらい歩くと到着します。元から川の中に遺跡があるのか、崩れて川の中に浸ってしまったのかわからなかったけれど凄く面白いところ。

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聖地感が強く、インディージョーンズ魔宮の伝説を何度も思い出したよ!
川の中には無数のリンガ(男根)でシヴァの象徴があり、そこを流れた川の水は聖水になるんだって〜おもしろい〜!

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なんだかパワーをもらえていい絵が描けそうなので、川の水に手を浸しておきました。これで僕も超能力が使えると思います。透視とかしてみたいぞ。

 

ガイドさんに写真を撮ってもらいたく、シャッターをきってもらった瞬間に蝶々がムトウの鼻の先にとまるという珍事! 好かれているのか、追い出そうとしているのか!どっちでもいいけど!笑 ↓

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↓繁栄・維持を司どるヴィシュヌ。そのへそから出てきた天地創造の神ブラフマー。よく見ると刻まれてますな〜。蓮の上にのっとります。

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そのあとは少し下って、滝へ。
なんででしょう〜滝って見てるだけで楽しいし、癒される〜〜!
あれ?ムトウ二人いるよ!?

 

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お昼は謎の店へ。ハンモックがたくさん置いてあって、乗りたい人は乗ってけ〜的なお店でした。ガイドツアーでよく使われるお店っぽく、いろんな国の人がいました。
食べたご飯がこれ。

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クメールの料理をガイドさんに選んでもらいました。外人向けに少し味を変えているそうで、クメール度数85パーセントほどらしいです。
シーフードの炒め物と、謎のスープ、どれどれ、、、パクパク。

うまい!!!これうまい!!!

今までに食べたことないジャンルだけど病みつきになる!!なんだこの味ー!うまいぞ!!はらだメモによると、カボチャ、ゴーヤ、インゲン、ナス、謎の葉っぱ、魚出汁で肉を選ぶ。生姜など、が配合されているらしい。う〜んミステリアス!
ということで、名もなき料理にはまるuwabamiでした。

 

ロリュオス遺跡群へGO!

アンコールワットからちょっと東南へ行ったところにあるロリュオス遺跡群。
ここでは主に三つの遺跡を見て回りました。

修復しまくりロレイ

ロレイのお寺。ヤシャバルマン一世という王が祖先の供養のために作ったところらしい。遺跡は劣化が激しく、今まさに修復していた。

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ここはかつて周りが水に囲まれ、水に浮かぶ遺跡だったらしい。かっこいいな!確かに周りは低い土地でいかにも水が溜まりそうな感じだった!!

ここも!?修復中プリアコー

お父さん、おじいさん、義理のおじいさん、奧さんなどなど王様と親戚のお墓。昔は漆喰で細かい煉瓦と砂と石膏と、おもしろいことに砂糖を入れているらしい。砂糖を入れるととても強度が増すんだって!そんなこと誰が発見したんだろうね〜。

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これでいいのか?微妙な修復!

煉瓦の色が変わっていて鋭利なところが修復をしたところらしい。

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今回旅をしていて結構気になったのがこの修復について。あちこちの遺跡が崩れそうで修復が必要なのはわかるけど、「とりあえずなおしている!」感があってあまり好感を持てない!!というか、これは未来のためには良くないと思う。地元の人は修復の技術とか絶対学んでなさそうだし、そういう知識や技術がある人を海外から雇う余裕もないのかな〜という印象。誰か修復技術のある人、カンボジアに行ってくれ〜!!!uwabami財団にパワーがあったらな〜、財団ないけど笑

アンコール王朝最初のピラミッド型寺院バコン 

アンコールワットにはピラミッド型のお寺とお墓11ヶ所しかないらしい!その一つがこのバコン。アンコールワットの原型?にもなったらしく、確かに!と頷けるところが多い!でもここの改修中!うほほ〜。

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一つの段がものすごく高い階段を上る、、、。
昔の人っと2メートル50センチくらい身長があったのかな〜?

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上ると素晴らしい景色!左右対象の景色って権力の象徴なのかしら??

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そして、中央にそびえる中央祠堂。
ヒンドゥー教の遺跡らしい!

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という感じの4日目でございました!
明日は自転車で再びアンコールワットに行くよ!!早起きして朝日を拝みに行きますが、果たして晴れるだろうか!?!?晴れろ〜!

ということでおやすみ〜!

 

 

 

気になるお値段

郊外遺跡3つガイドツアー 70ドル
遺跡はアンコール遺跡共通券でOK
レストラン(昼)16.5ドル(二人で)