2017年9月21~23日に、CGアニメコンテストでボンとハレトモのアニメがアニメーション賞を獲ったことから、韓国のソウルでの上映ご招待をしていただき行って来ました!
韓国はuwabamiの絵本が出版されているので、出版社さんにも訪問したい!というuwabamiのワガママが全て実現された充実の韓国出張でしたよ!
【目次】
でっかいトンカツ!?
韓国に着き、日本語がとても上手な映画祭のボランティアスタッフさんににこやかに迎えられ、リムジンバスでソウルへ。
ところが渋滞がすごすぎて、アニメーションのレセプションまで時間がなくなってしまい、急遽会場近くのトンカツ屋さんへ!なんで韓国でトンカツ!?でも仕方ない!20分で食べるにはこれしかない!
上がソウルのアニメーション上映で一緒になった日本チームの皆様。
そして下が、にこやかに料理するお店のおじさま。カメラを向けるとこの笑顔!
用意されたお皿が出てくると、、、これはもしや、ひょっとして。。。。
超デカイ!!!!
写真に写っているのはiphone6なので結構大きいはずなのに、トンカツと比べるとミニサイズに見えちゃう!
気になるお味は結構美味しい!!!
サクサク衣でサイズの割りに食べれちゃうのが不思議!韓国マジック!
マシソヨ〜マシソヨ〜!(美味しいです〜)
連呼していたらサービスでコーヒーをくれるおじさま。片言の会話が続き、モデルをしている娘さんの写真を見せてくれるおじさま。
モシッソヨ〜!(かっこいい〜!)
娘さんは今ロンドンでアルマーニとかのモデルをしているんですって!
おしゃべりしながらムトウ完食、はらだは半分でギブアップでした 笑
そしてその後、事件が!
なんと、ボン君人形をお店に忘れてしまったのだ!!!!!
しかーし!!!
お店のおじさまは他のお客さん来てるのにガン無視で、ボン君を片手に満面の笑みで店からuwabamiを追いかけて来てくれたのです!!!
カムサハムニダ〜!!!!!
お礼に後で絵本を持って行きました。
これで韓国人めっちゃ好きになりました。(単純)
でっかい出版社!!!
なんだかでっかいものしかなかったみたいなブログですが、本当に出版社がでっかいのです!woongjinさんという出版社なのですが、韓国では5本の指に入る大手出版社だそうで建物も超イケてるんです!!
ジャジャーン!これは入り口。
一緒に写っているのは翻訳や韓国での権利を扱ってくださっているShinwongエージェンシーの若社長!社長直々に迎えに来てくださるなんて光栄でございます〜!
隣にあるのは子会社の流通系の建物。
子にしてはデカすぎるだろ!!!
中は美術品がたくさんあり、撮影は遠慮しましたのであまり写真がないのですがとにかく気持ちのいいオフィスでした!
出版社の中にデザイン部、映像スタジオ、資料保管庫、もちろん編集部、中庭にバトミントンコート、屋上緑化された庭などがあって、とにかく建築もかっこよかったです!
そしてこちらが編集担当してくださった皆さん。絵本にサインと似顔絵を描いて場の空気もホコホコ。
次作のプレゼンもしてばっちり営業してきました 笑
編集者の方は
「直接お会いして、2人とも陽気な方で安心しました」とおっしゃっていたので、
「会う前はどんな人だと思っていたのですか?」と尋ねたら、
「背表紙の直しが多かったから、こだわりの強い難しい方かと思っていました」と返答があって一同笑い。
でもwoongjinさんは合成なども本当に丁寧だったので
「とても丁寧な仕事をありがとう!これからもどうぞよろしく〜」と伝えました。
韓国のソウルの書店にもちゃんと「しゅばばばばばばびじゅつかん」在庫ありましたので是非たくさん売れてほしいな〜!!
でっかい信頼と結婚会場!
もうせっかくなんででっかい話をしましょう。
この旅で至れり尽くせりしてくださったShinwonエージェンシーという会社も歴史あるエージェンシーで、今の若社長キム・テウンさんは3代目。流暢な日本語で翻訳してくださったスーさんも社長のテウンさんもなんと、はらだと同い年!
2人ともとても親切で、安心感がハンパなかったです!
Shinwonさんの関わった本コレクションに「しゅばばばばばばびじゅつかん」も入っております!(韓国でも同じ発音で、会社の皆さんが「しゅばばば〜」って皆さん話されるのが楽しかったです!)
なんでも、しゅばびの翻訳は、すごく有名な翻訳家の方で、通常依頼してもかなり待たされるような大物が翻訳してくださっているんだとか。うひょ〜!新人作家にはありがたい話です〜!!!
そして偶然にも韓国最終日、テウンさんの弟さんの結婚式があるので来ないかとお誘いいただき、面白そうなので参加させていただくことに!
韓国の結婚式は日本と違い、招待状を送って出欠をとったりしないそうで、しかも普段着で参加できると聞き、アニメ作家のMさんと3人でお邪魔することに。
お迎えにShinwonの日本語担当の新人のスンミンさんが来てくださり、タクシーに乗って会場に向かったら、、、、
え? ヒルトン?!
ヒルトンなの???
想像よりも遥かにラグジュアリーで完全に日本に帰る服装のままきた我々はびっくり!(しかもアニメ作家のMさんまで誘って来ちゃった!)
会場の入り口にはチマチョゴリ姿の社長、そしてお父さんの会長さん、お母さん、そして後で気づいたのですが新郎の弟さんが挨拶に立っていました。
韓国では新郎新婦が披露宴会場でどどーんと入場とかではなく、すごく普通にいて、さりげなく始まるんですって。
キリスト教徒が多いそうで、今回の結婚式もカトリック風でした。
それにしても会場がデカい!!!さすが社長の弟は違いますな!
新郎新婦、どちらもスレンダー!!新婦さん、美しすぎて発光してる!新郎さんは足長すぎ!!!美男美女ですな〜!お幸せに〜!!!
韓国では新郎新婦のお友達より、親の友達や知り合いの方が出席するそうです。
家同士の結婚という意識が強く、なんと最初に入場してくるのも両家のお母さんが手をつないで入ってくるのです!驚き〜!!!!
そして神父っぽい人のありがたいお話が長々とあり、終わると突然ご飯がスタートします。ご飯を食べたらさようなら!!!もう終わっちゃうんですって〜!
翻訳してくれたミンスンさんが言ってましたが、韓国の結婚式はお祝いムードが弱く、新郎新婦が祝福されている感じがあまりないから寂しいと言っていました。
ちなみにミンスンさんは堂本剛のファンで、日本語はドラマなどを見て独学で覚えたんですって!超自然な日本語でした!すごい!
そしてすごく感動したのがこれ!
なんと、uwabamiが結婚式に行くと決めたのは前の日の夕方だったのに、急いでこの席札を準備してくださっていたのです!この心遣い!!!泣ける!!!
シンウォンさん、素晴らしい信頼をありがとうございます!
感謝しても仕切れないわ〜。
これからもどうぞよろしくお願いいたします〜!!
アニメと現代美術館と景福宮
恐るべし韓国アニメ!
本来のご招待だったアニメーション上映はどうだったかと言いますと、ミャンマーと比べると小規模でしたがステージ上からお客さんの反応が見れたので面白かったです。今回はアニカップといって、韓国と日本のインディーズアニメ作家が交流するのを目的としたチーム線形式で上映されました。それぞれ5作あり、拍手の大きさと審査員票で勝敗が決まります。
ボンとハレトモは日本チームの1作目で2Dアニメーション対決でしたが勝ちました!が、接戦の末、日本は負けてしまいました〜!!
でも正直なところ、インディーズ韓国アニメの技術レベルは非常に高いと感じました。もうそのまま映画館で見れちゃうような質の高い作品が多くて驚きました。参加していた作家のSeoro Ohさんに話を聞いたら、韓国はハリウッドなどの下請けのアニメ会社も多く、技術が高い学生も多いとか。でも技術はあるけど作家になってスターを目指すようなアニメーターはあまり出てこないのが現状で、日本のジブリのような個性あるスタジオがないんですって。でもこれだけ技術があれば、これからバンバン出てきてもおかしくないぞ!!ライバルはこんなにも近くにいたのか〜!!!おそるべし!
国立現代美術館 ソウル館もでっかい!
韓国のオススメ美術館を大学の友人Yさんに聞いたところ、ここがオススメと聞いてやってきました!ここもでっかいぞ〜〜〜〜!!
空間の使い方が贅沢!!!
どこもかしこも天井高いし、美術館の中に小屋みたいなのまで立てちゃってまぁ。
広すぎて驚き!展示内容はよくわからなかったけど。。。
きっと意味あるのよね。たぶんさ。ただ燃やしたってことじゃなくさ。
この美術館はただの箱じゃなくて空間が展示の一部になっていてよかったな〜。
イケてますな!しかも24歳以下は無料ってすごいな!美大生嬉しいだろうな!
景福宮で面白い衣装
韓国らしいところもちょっとは見たい!と思って数分ですが観光しました、キョンボックン(景福宮)。何もお勉強せずに行きましたので見所を逃しまくっているかもしれません 笑
とにかく彩色がすごかったです。もくもくもくもく〜。
日本の障子みたいな窓も気になる〜!
民を納めている女帝風にMさんと。
ちょうどイベントっぽいものをやっていたので見学したのですが、この衣装がなかなか面白い!参考になりそう〜!!
よし!なんとか韓国に行った感出たな!!笑
オマケのおもしろ写真たち
突っ込みどころ満載。
ムトウmeets MUTO in Korea
韓国らしい食事はShinwonさんにご馳走していただいたこの一回だけ 笑
偶然年に一度のブックフェアに遭遇。案内していただきました!謎のカメラ目線。。。
チョゴって自撮りするおばさまたち。
ガッツリGパンにスニーカーが見えてますよ!!!
ヒルトンにいた長身のリスwith日本のはらだ143cm。
以上、本当はもっとたくさん書きたいけどここまで!!
uwabami韓国出張レポートでした!